2010年6月アーカイブ

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 31日目(31回目)となりました。

 思いつきで始めた連続更新は、今夜で一旦お休みとすることにしました。

 そろそろ人知れぬ旅に出て、未知なる車窓や風景を探してきます。

 今後は毎日ではありませんが、折を見てここにも何かを書いていきますので、またお時間のある時にご覧頂けましたら嬉しいです。

 それにしても暑くなりました。

 夏は涼しくなる夕暮れから夜の旅がおすすめです。特に会社帰りにふらりと出掛ける夜旅の愉しさは格別です。特に週末、夜行列車に乗って遠くへ旅立つ時の開放感は、何物にも代えがたいものがあるような気がします。

 鶴見線や東京湾フェリーなら思い立った時にすぐ旅立てます。大阪なら南海電車で大阪湾を眺めたり、名古屋なら中央線の定光寺や古虎渓で河の音を聴きながら涼んだり、近所でも楽しめる場所があります。

 そんな夜の旅には、ぜひとも拙著『週末夜汽車紀行』も参考にしてみてください。

 夜の旅の意外な面白さに取りつかれるかもしれません。

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 毎日更新の「公約」を掲げてから連続30日目(30回目)になりました。

 後半(最近)の内容を見ていると完全に息切れしている感は否めませんが、何とか公約死守を旗印に続けてくることができました。

 もうそろそろ止めようかな、という思いと、ここで止めては面白くない、という感情が交錯しておりまして、もともと思いつきで始めたことですんから、明日の気分で考えたいと思います。

 

 今日の写真もまた九州です。鹿児島県の吉松という駅です(肥薩線と吉都線が交わる)。これも3~4年前の写真です。

 「列島南下 気分上昇」

 壊れそうな駅売店に掲げられたキャッチフレーズ。「キヨスク」ではなく、地元企業が運営する駅売店ならではの独特の雰囲気があります。以前はこういう地場のお店が駅に出店していたものですが、今は少なくなりました。最近はJR直営(か傘下企業)ばかりです。どこでも同じ物が買える半面、意外な発見はほぼなくなってしまいました。

 

 今週も結局、家から一歩も出ません(出られない)でした。。

 そろそろ列島を南下して(北上でもいい)、自らの気分を上昇させたいものです。

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 29日目です。

 ここ一カ月くらい土日になると家に引きこもって一切外に出ない(出られない)週末をおくっています。

 今日(土曜日)もまた持ち帰りの仕事など、諸々に気を取られているともうこんな時間です。

 明日が休みだからまだマシですが、外に出られないのは変わらなさそうで、『週末鉄道紀行』『週末夜汽車紀行』の類の本に書いた内容は、実は私の脳内だけの出来事だったのかな? とか思ってしまいます。

 

 左側の写真は、4~5年前に九州の日田彦山線で撮ったものです。夏になったので九州とか北海道に行きたいな、ということで九州の写真を載せてみました。

 ディーゼルカーは朱色や肌色に赤地(国鉄色)が一番良いのですが、この白地に青い帯の「九州色」は私が中学生(20年以上前)くらいの頃から走っていた気がします。

 そのせいか、この色のディーゼルカーが来ると嬉しくなります。真っ赤な派手なのも悪くはないですが、やはりディーゼルカーは煤けていてほしい。そういう意味では白地に緑ラインの「北海道色」のディーゼルカーも好きです。

 ということで、今夜はオチもまとまりもない文章でした。

 28日目です。

 何日か前にWebの雑文で書いてはいけない3つのジャンルなる内容のことを書きましたが、実は3つどころではなく、自主規制してここに書かないでおこう、と思っている内容は多々あります。

 その最たるものが「会社員としての仕事に関すること」です。

 昨年、『週末鉄道紀行』という本を出しましたが、出版社が作った「帯」には「サラリーマンのための鉄道旅行記」とか「現実からの逃避と癒しを鉄道の旅に求めるサラリーマンの週末――」「極上!サラリーマンによるサラリーマンのための鉄道旅行記」などと銘打たれているように、作者の西村健太郎なる人間が「サラリーマン」という境遇にあるのは事実です。(逃避したいのも大いなる事実)。そして、作者紹介の部分にある「......を経て現在IT専門紙記者」となっている点も虚偽ではありません。

 ここ数年、ある会社の社員として、そういった職種の業務をして糊口をしのいでいるのですが、サラリーマンの中でも特殊な業務のためか、時折、ここを読んでいる人とも共有できるような出来事や情報にも遭遇することがよくあります。

 このWeblogの毎日更新を初めて以後、書きたいな、と思う内容が相当にあったのですが、寸前で思いとどまってきました。その理由は、その組織の名で経費で取材に行って、見聞したことなので、私個人が好き勝手に書くのはいかがなものかという思いがあるためです。ただ難しいのは、会社員なる自分とここを書いている自分が同じであるということ......。(一回、写真を公開してしまったことがありました。これは自分のカメラで撮っているからグレーゾーンだろう、ということで出しました)

 今日も相当に衝撃的なことがあって、これは誰もが知っていることだし面白い!書こう!!と意気込んでパソコンを立ち上げたのですが、ここまでくだくだ言い訳を並べているうちに「禁」を破るだけの元気がなくなってきました。。よって今夜も身辺雑記にもならぬ、言い訳集で終わってしまいそうです。

 実は大した「秘密」とか「スクープ」とかでもないんですけどね。そして書いても会社から何か咎められることもないのですが。仕事の名刺で行ってしまった以上、ここに書かない!と少し意地を張っているだけかもしれません。

 

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 ということで今日は全然話題とは違う写真を。

 昨日、秋葉原を歩いていたら見つけました。

 どこかの店のショールームなのですが、この魔法のアニメ(魔法少女シリーズの一つ「クリィーミーマミ」)は多分、もう20年くらい前に放送されていたように思います。

 未だにこんな大々的にPRされている。

 テレビや音楽の業界もそうですが、80年代に幼少成年期を過ごした人々をひきつけることが、マーケティング上いかに重要かということが、アニメの中心地でも見た気がしました。

 事実、こういう風に写真まで撮って、載せているおっさんがここに一人いるわけですし......。(おお、懐かしいと画面上で苦笑いしている一部の皆さんの姿が見えるようです<笑>)

 先日、音楽業界に詳しい方と話していましたら、今、音楽業界では新人を育てるよりも、80年代のアーティストのものを出した方が確実に商売になると言ってました。

 そういう意味では、「懐かしの列車」「懐かしの列車グッズ」といったものが乱発されている鉄道趣味の業界も同じかもしれませんね。(懐かしモノばかり出すのなら、「ワイド周遊券」「ミニ周遊券」を当時の価格で出してみてほしい)

 

 長い割には内容が薄かったですね。そろそろ毎日更新終焉の時が近付いている気がしてきました。

 今夜もお読み頂きありがとうございました!

 27日目です。

 今朝は珍しく急行電車に座れたと思ったら、ドアが閉まる直前に携帯電話を家に忘れてきたことに気づき、飛び降りるように取りに戻りました。

 10時前に出社すると、散らかった机の上には、とある米国企業の多機能携帯電話(いわゆる「スマートフォン」......、まわりくどいですね。アイホン、じゃなくてアイフォン、だとインターホンの登録商標があるので、一般紙の表記は「アイフォーン」です)が本日発売なので、写真を撮りたい場合は都内某所の販売店に朝7時半に来られたし!との、日本で販売を担当する業界3位の通信会社(まわりくどい...、ソフトバンクです)からのFAXが......。ああ......。

 暑くなったせいかこのところ不調です。

 相当にげんなりしたまま、午後は神保町へ。10分ほどの空き時間に近くの古本屋に寄ってみると、ありました。久しぶりの掘り出し物です。客寄せバーゲン本をかき分け、その奥に眠っていました。

 仕事は不調でしたが、心は若干回復したような気がしました。

 

100624p01.jpg 何冊か買ったうちの一冊です。

 いや本当に懐かしいです。

 これは保育社という大阪の出版社が出していた「保育社カラーブックス」の日本の私鉄シリーズで、「京阪」は昭和56(1981)年に初版が発行されました。当時京阪電車沿線の小学生だった私は、ボロボロになるまで熟読しました。

 今日買ったのは、復刻版の類ではなく、当時の初版。新品同様で250円(当時の定価は500円)です。なんかとても嬉しい。

 そもそも表紙写真からして家の近所で、なおかつ当時もっとも憧れていた京阪特急です。3000系という「テレビカー」で、今のように枚方市とか中書島とか、そういった中間駅なんか一切無視し、大阪の京橋から京都の七条までノン・ストップで走っていました。

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 いやー、なつかしいなあ......と、当時を思い出しながら熟読しておりました。右の写真は1700系といって、昭和25年に製造された車両です。元々は特急に使われていた電車です。

 ちょうど私が小学校高学年の頃に廃止されることになり、「ポケットカメラ」を片手に、この電車を探し求めて?京阪電車の路線をうろうろしたものです。

 そんな時代もあったな......、と写真をニヤニヤ眺めていたのですが、1700系の写真、よくよく眺めてみますと......

 

100624p03.jpg 左の家、これはひどい。。

 なんか台風一過の家のようですが、多分、これが日常の光景だったと思います。

 この当時(1980年代前半)、沿線車窓にはこうした雨漏りするような木造の家々(文化住宅という)がそこら中にありました。特に守口市や門真市に集中していました。

 今はマンションばかり林立していますが、20年前まではこんな光景が普通で、電車も古いのがずいぶん走っていたんです。

 そもそも京阪などお洒落とは無縁だと思うのです。幼心に(今も)そういうところが好きだったんですけどね。近年は「中之島線」の開業や創業100周年を機に、雰囲気を変えようとする動きがありますが、個人的には昔のままでいいのにな、と感じています。 

 この手の話に深入りすると寝られなくなるので、今夜のところはこの辺でやめておきます。

 

 出版社による『週末夜汽車紀行』のページが開設されていました。夜は時間帯によって重いことがありますが、お時間があればご覧ください。試し読み(立ち読み)コーナーやフラッシュの動画もあります。

http://www.alphapolis.co.jp/index_books_list.php?ebook_id=3032731

090623p.jpg 26日目になりました。あと少しで一か月、頑張ります。

 今日は久しぶりに外に出る機会があって、東京駅の周辺に行ったのですが、地下鉄5線が交わる「大手町」(東京駅の丸の内側にある)という駅は、いつまで経っても慣れないなという思いがしました。

 例えば同じ「大手町駅」でも都営三田線と東京メトロ丸ノ内線では、一緒の駅と思えないほどに距離があったりします。三田線は日比谷や皇居、「二重橋前駅」に近く、丸の内線はかなり神田に近い場所です。これが一緒の駅というのは無理がある気がします。例えるなら、JR総武線と大江戸線の両国駅並みです(ここは嫌がらせのように遠い)。

 それに出口によっても、まったく見当違いな場所に出てしまうことが多々あります。大手町「D2」(皇居前)から「A1」(川を渡れば神田の町)まで、1~2駅分はあるのではないでしょうか。

 大阪だと、少し離れていると「梅田」「西梅田」「東梅田」というように別の駅名にしていますが、首都圏の場合は少々離れていても同じ駅名であることが多いな、と改めて感じた一日でした。

 大手町も、東西南北を付けて、別の駅名にしたほうが混乱が少ないような気がするのですが......。

 

 

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 やっと自分の書いた本が売られている姿を見ることができました。

 今日仕事の途中で立ち寄った本屋さんは、相当な冊数を平積みで置いてくれていました。

 

 こういう光景をいざ見てしまうと、一般人を装いながらも、平積みの位置とか帯とかがずれているのを、そっと直してみたり......、遠目に冊数を数えてみたり、出版社の営業マン(?)のような振るまいになってしまいました。

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 25日目となりました。

 まだ火曜日だというのに、今週末にストックした体力が消耗してしまいそうです。

 今週はあと4日もある、と思う一方で、次の締切までに何もやっていない身からすると、もう4日しかないのか......と落胆しながら、今日の時点で今週末もまた仕事か、と何とも言えない感情が芽生えてきております。

 本日(6/22=もう昨日になってしまいましたが)は拙著『週末夜汽車紀行』が書店に並び始める日でした。

p100622p2.jpg 今日は本屋にも行けず、発売日に自著を見ることはないのか......、と思っていたら、深夜に家へ着くと出版社から見本誌が10冊ほど届いていました。

 今夜は中身は一切見ずに、先日の公約?通り、表紙だけ眺めてみました。

 バーコードや文字が邪魔だ、などと余計なことを書かないうちに、今夜は寝ることにします。全体像、いいと思いませんか?

 『週末夜汽車紀行』は、今のところ首都圏大規模書店を中心に広がりつつありますが、今週中には全国の書店に並ぶと思われます。見つけた際は表紙を外して開いて見てください。今回の主題はこの風景にあります。

 24日目です。

 週末、急に思い立って家の掃除などしていたら、4年ほど前に会社員として携わった新聞媒体が出てきまして、その中に東京都営バスで1日旅をするという連載記事が見つかりました。

 この媒体は「旅」や「歴史」とは何の関係もないものでしたが、過去にあった「歴史散歩」的なコラム連載を無理やり引っ張ってきて、サブタイトルに「都バスで行く」と付け、都バスの路線に乗り歩くことで「東京を再発見する」という趣旨に変えて、再開させたものでした。

 実際に全部取材して書いたものだったにもかかわらず、「こんなに見所があったのか、面白い!」と妙に感心してしまい、「今、再公開してもきっと役立つはずだ」などと思いまして、少し古いのですがWebに掲載してみました。(書いたのは私なのですが、転載の問題があるので媒体名は内緒です)

 テキストの原稿が残っていないので、紙面をそのまま画像として載せています。読み辛い点はすみません。

 2006年の春から夏にかけての連載記事で、わずか4年しか経っていないにも関わらず、既になくなってしまった風景や施設もあって、当時の通りに「旅」ができるかどうかは分かりませんが、東京で観光する時の参考にはなると思われます。(私にしては珍しく?マニア色を薄め、真面目にメジャーな部分を中心に紹介していたりします)

 都バスの乗車料金は1回200円、1日乗車券でもわずか500円です。取り上げているのは比較的バスの本数の多い路線ばかりですので、乗り歩きにも最適です。安価で得るものが多い「江戸・東京の旅」ができるのではないでしょうか。

 

▼連載以後、今はなくなってしまった風景を写真で残しておきます。

(カッコ内は写真の風景が登場する回です)

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東京駅前(丸の内)の「東京中央郵便局」と、その横にあったバスターミナルです。

 郵便局という半公的施設が隣接するがゆえの、落ち着いた雰囲気のターミナルだったのですが、今や中央郵便局は解体され、無残な姿になっています。

第10回:東98系統の回

 

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東銀座の歌舞伎座です。こういう「絵」になる建物を平気で取り壊してしまうのは、いかがなものかな、と思います。

 確かにバリアフリーはまったくない劇場でしたが、この建物の上に高層ビルがあったら興醒めしてしまう気がするのですが。

第3回:都03系統の回

 

 

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1929(昭和4)年に建てられたという日比谷の「三信ビル」です。

 ここも「再開発」と称して解体されてしまったのですが、再開発どころか、跡地は空地(?)になっています。

 外から見ても堂々とした外観ですが、中に入った時の美しさときたら!

 70余年の古さがまったくなく、歴史の重みだけを感じさせるその雰囲気は、重要文化財並みの価値があったと今でも思っています。もったいない。

第3回:都03系統の回

 

 

 このほかの路線は「都バスで行く東都漫遊記」(2006年4月~11月)をご覧ください。10路線制覇して、書いてある所にすべて訪れたならば、相当に「江戸・東京」に詳しくなることは間違いないです。

 23日目となりました。

 先日、JR東日本が「北海道&東日本パス」を廃止する気なのか? みたいな事を書いてしまったのですが、大ハズレでした。

 この夏から「北海道&東日本パス」は、価格は1万円を据え置き、有効期間を7日間(従来5日間)にすることが発表されました。同時に子供料金も設定され、半額の5000円となっています。

 しかもほとんど気付かないうちに「富士急行」までがフリーエリアに入っています。

 JR東日本、すごい......。対高速道路への布石は着々です。

 「北海道&東日本パス」は2002年の冬、津軽海峡線の快速「海峡」が廃止されたり、函館~札幌間の夜行快速「ミッドナイト」も廃止されたりしたことを機に「北海道旅行者用の『18きっぷ』」的な位置付で発売されました。特例として夜行急行の「はまなす」(青森~札幌)の自由席に乗れるようして、東北本線から転じた第三セクター「IGRいわて銀河鉄道」と「青い森鉄道」も使えるようにしたのが大きな特徴でした。

 当時のポスターなどを見ると、「18きっぷで北海道に行けない!」という批判の声が上がったので、急遽、嫌々作ったような雰囲気さえ感じたものですが、今や超前向きな改良が行われるほどにメジャーな存在になったようです。

 JR東日本、よくやってくれた! と思って眺めていたら、小さな注意書きが......

 「急行列車は料金券を別にお買い求めいただければご利用になれます。(例:「はまなす号」「きたぐに号」)」

 

p100613p1.jpg やはり落とし穴があったか......と思ったのですが、よく考え直してみると、急行列車なら「はまなす」以外でも別に料金を支払えば自由に乗れるということになります。

 急行「はまなす」の指定席や寝台車を使うこともできますし、上野発の臨時急行「能登」金沢行も途中の直江津までなら1800円ほど払えば乗れることになります。

 これはすごいことかもしれない!と時刻表を繰っていたら眠れなくなりました。

 例えば、上野発の急行能登に乗り、直江津に着くのが翌朝4時16分です。ここで大阪から来た急行「きたぐに」新潟行(6時17分発)に乗り換える。新潟着は8時29分です。こんな使い方もできる。(素直に快速「ムーンライトえちご」<新宿~新潟>に乗ったほうが便利ですが...)

p100613p2.jpg 裏技的なことで言いますと、直江津の次の「谷浜」という駅から、JR西日本が9月までの土日に発売している「北陸おでかけパス」のフリーエリアになっています。この切符は2000円で長浜までがフリーエリアです。

 例えば大阪に住んでいる人が、普通切符で長浜まで行く(1890円)。長浜からは「北陸フリーきっぷ」(2000円)を使い、北陸本線の各駅停車で頑張って北上。谷浜と直江津間の運賃190円を支払って長岡駅で下車。ここで「JR北海道&東日本パス」(1万円)を買って気合を入れて北上するか、あるいは急行「能登」に乗って上野へ出て、北へ向かうか......(「18きっぷ」が1枚あればこんな面倒なことをしなくてもいい。。あと「北陸おでかけパス」はこういう使い方をされないように3日前までに購入すべし!との決まりがある)

 やはり一番いいのは、「青春18きっぷ」(1万1500円)と「北海道&東日本パス」を組み合わせることですね。わずか2万1500円で合計13日間有効です。日本半周くらいは十分にできると思われます。

 何にせよ、臨時も含め日本で3本しかない急行列車(「はまなす」「能登(臨時)」「きたぐに」)がこういう形で使えるようになるとは、思いもよりませんでした。

 時刻表をにらみながら、7日間でどこまで行けるか、考えるだけで期待感がふくらみます。

 

※今日の写真は急行列車のイメージ写真。上が「能登」下が「はまなす」です。夜行急行の自由席で過ごした若い頃が忘れられないようで、未だに急行列車を追い求めてしまいます...

※その他、「北海道&東日本パス」や「青春18きっぷ」などの情報は下記をご覧ください。

http://www.hat.hi-ho.ne.jp/nishimura/18kippulink/

 22日目になりました。

 今週末は少し休もうと、相当に無理をして平日に仕事をすべて片付けたのですが、気が緩んだのか今度は著しく体調が悪くなってしまいました。まさに踏んだり蹴ったりです。

 何も考えず楽にできることはないか......と考えていたら、ネットスーパーの注文という仕事が降ってきました。

 近頃、大手スーパーは宅配に力を入れているようで、店頭で売っている商品をインターネットから注文ができるようになっています。

 最初はどうも半信半疑だったのですが、いざ使ってみるとかなり便利です。ビールとか子供のオムツとか、重い荷物を持たなくてもいいですし(玄関まで届けてくれる)、チラシと同じ商品が同じ価格で買えます。5000円以上買うと送料もかかりません。ものぐさで買い物嫌いの私にはぴったりなのです。

 当初は北千住のイトウさんが作ったチェーン店を使っていたのですが、妻から「2社を比較して安い方で買うべし」という指令が下り、今は現外務大臣(岡田氏)のお兄さんがやっておられるチェーンも愛用し、2つのサイトをにらみながら注文をしています。

(まわりくどい言い方をしていますが、まったく他意はないです......。ヨーカドーとイオンです)

 2社を比較しますと、

■ヨーカドー:サイトは比較的使いやすい。寿司など総菜類も豊富だし、肉や魚の種類も多い。ただし「イオン」に比べると価格は安くない。知名度が高く人気があるためか、配達枠がすぐに埋まってしまい、希望の時間に配達をしてもらえないことが多い。雨の日は激混...。時折、試供品がもらえるのは有難い。

■イオン:サイトは使いづらく重い。でも価格は圧倒的に安い(と思う)。特に「酒」関係が素晴らしい割引率!総菜はいまいち。空いているし安いので最近はこちらで注文することが多い。

(※いずれのサイトも検索の精度があまりよろしくないのが残念)

 1年半くらい使った結果、現時点で以上のような感想を持っています。

 ただ、商品の充実度は、配達するお店によって事情は違ってくるかもしれません(住んでいる場所によって担当する店が決まる)。

 何にせよ、ポチッとするだけで持って来てくれ、なおかつカードで支払っているので、あまり「買っている」という感覚がありません。そのためか、変に高いものを買ってしまったり、ついつい「酒」関係では「ポチッ」を連打してしまい、実際に商品が届いた時に、「何これ!」と嫌味を言われることに......

 そして、気がつくと「週末引きこもり」となってしまっています。(次の本は『週末引きこもり紀行』とかどうでしょう? 本気で考えてみたりも......)

 

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 今日の一枚。

 恥ずかしいので小さな写真にしていますが、小さな子を連れて何かをする、ということは恐ろしく大変なことだと、ようやく分ってきました。そういう意味でネットスーパーは救世主!です。

 子供の面倒を見ることと仕事のどちらが楽かと言えば、間違いなく仕事のほうが今はマシかもしれません。

 時折、赤子や小さな子供を2~3人連れて器用に電車に乗ってきたり、買い物したりしている母親がいますが、そのパワーと実力?に「すごいなあ」と感心するばかりです。

 

※それにしても今日も三流雑誌の安企画みたいなタイトルはどうにかならないものか......。このWeblogは、タイトル(見出し)が良くない時は、中身も良くないと見て間違いないです。

 21日目です。

 Web上に雑文を書くにあたって、自分の中で「自主規制」をしている内容がありまして、これは深い意味があったり、なかったり、あるいはこれまでに痛い経験をしたり、色々理由はありますが、ご参考までに、ここで紹介してみます。

■ その1 「食」に関すること

 これ、一番楽で無難な話題で、一般的には最も書かれているジャンルなんですが、私の場合は普段の悪食が明らかになることを恐れ、自主規制をしております。例えば昼食などは「近所・早い・それなり・適価」という基準で、「なるべく10分程度で済むものを」と考えるあまり、ほとんど毎日似たような店にしか行かなくなりました。正直、書いても何も面白くないです。。

 

p100618p.jpg では、「飲」だったらいいだろう? といううことで写真を公開してみます。10のうち「食」には2以下しかつぎ込みませんが、「飲」には8以上はつぎ込んでいるので、ネタとしては豊富です。

 今日、会社帰りに近所の小さな酒屋に吸い込まれてしまい、週末ということもあって、ついつい買うことに。。

 右は石垣島の泡盛です。沖縄泡盛統一の「三合瓶」です。「輸入」したためでしょうか、こちらで買うとそれなりの価格になっているのですが、夏になるとつい手に取ってしまいます。

 左は「サッポロ黒ラベル」です。北から南まで...。実際に行けないので、酒で旅しています。。

 瓶のビールというのは高級品だったんだな、とその旨さに今さらながら「贅沢品」として愛飲しています。缶ビールでいくら「プレミアム」と称されても、やはり瓶にはかなわない......(アルミ缶独特の香りがどうも)

 なお、普段はイオンで販売している韓国製(350ミリ88円)のビール風飲料を愛飲しております。これ、韓国「HITE(ハイト)」で作っているのですが、安さ旨さともに60点くらいは付けられる代物です。韓国でHITEビールはメジャーで、結構いけます。(鉄道の車内販売や駅売店でも売っている)

 本題に戻ります。

■ その2 政治や宗教に関すること

 完全「無党派」「無派閥」「無宗教」の人間ではありますが、本人が「政治マニア」でありますので、その類のことは時に何か書くかもしれません。

(すでに書いてしまっていますが

■ その3 テレビに関すること

 国の規制で守られているためなのか、特に地上波のTV局は私の昼食並みの質の番組ばかり作っておられるような気がするので、書きたくないな、と思っていただけです。深い意味はありません。

 と思ったら、珍しく書きたくなる内容がありました。

http://twitter.com/amneris84/status/16438871905

 これ、TBS系列で日曜の朝の放映されている『サンデーモーニング』というニュース番組で、コメンテーターとして出演しているジャーナリスト・江川紹子氏の「書き込み」です。

 この番組、時折観ておりまして、たまたま問題となった場面も見ていました。

 書けば長くなりますので、経緯は下記で読んでいただくとして...

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/television/405250/

 一つ言えることは、江川ジャーナリストの「疑義」に対し、「喝!」の張本氏は、ほとんど反論や理由が説明できていなかったことは確かです。(普段から精神論が多く、そこが楽しいのですが、根拠がないこともあります。ちなみに張本氏の「喝!」は結構、人を傷つけることがあるらしく、阪神の某抑え投手もショックに思ったことがあったようです) 

 男のおっさんだったら、「違うだろ?」と思っても、爺さんに逆らってはロクなことがないので、面と向かって言うことなんてせず、「まあ、老人が言うことだし。ほっとけほっとけ」となるんでしょうが、江川氏は生中継の場でいきなり疑義を挟んだので、「どうしたんだ?」と思ってしまいました。その投手と仲が良かったのか、それとも頑固爺さんにずっと我慢してきたのか、よほど言いたかったのでしょうね。

 (余談ですが、張本氏と大沢・日ハム元監督はかなり意見が異なることも多いのに、お互いに「不可侵」みたいなものを感じる時が多々ある)

 今回の一件で江川氏は「出場停止」となったわけですが、テレビ局も球界の大御所である張本氏に気を遣っているようです。また、江川氏の空気を読めなさそうな雰囲気に恐れをなしたのかもしれません。張本大御所は、「若い(あくまでも張本氏から見て)女性」の一言に許せなかったんでしょうね。「野球も知らない女に何が分かるか!!喝!!」ということかもしれません。(少しおとなげない)

 日曜日、あの番組の円卓に居並ぶ、いつもリベラルめいたことを言っている評論家たちが、この件について何を述べるのか。あと、自らが経営するプロダクション?のアシスタント女性に囲まれている関口宏キャスターはどう釈明するのか?

 少し早く起きてテレビをつけてみようと思います。どうせみな黙ってしまうのは目に見えているので、その時は大沢親分に「喝!喝!!」と入れてほしいところです(笑)

  

 で、なんか極めて下らない内容を長く書き過ぎてしまいました。

 時事ネタって、書いて1~2日はいいのですが、時を超えるだけの普遍性がないためか(普遍性を持たせるように書けない書き手側の問題でもある)、後で読むと著しく気分が悪くなってきます。多分、明日の見たら全文削除したくなるかもしれません。だから自主規制をしていたんですが......。つい。

 今夜はこれ以上、余計なことを書かないうちに、この辺でやめておきます。

(「見出し」がタチの悪いハウツー本みたいになってしまいました。すみません。。)

 ついに20日目です。ここまで来たら頑張らないといけません。

 東京に来てそれなりの年月が経ちました。数日前に書いたように、今は横浜に住んでいますが、限りなく東京に近い地に住み、日々都内中心部に通っているので、あまり「横浜」に住んでいる気がしていません。いわば"横浜都民"であります。(大阪で言う「奈良府民」に似ている)

 それでも「県民」としては、東京都心への通勤時間は約1時間ありまして、それなりに「痛勤」もしています。

 今朝は隣に座った若い男が座るなり「これでもか」というほどに、頭を載せてきました。

 最初はかなり不愉快に思ったのですが、あまりにも豪快な睡眠なので、どうなってるんだ?、とよく見ると高校生の男の子でした。部活の朝練に行くようです。

 高校生と知ってしまうとなぜか腹が立つ事もなくなり、「そうか、眠いんか」と肩を貸す気にもなったのです(本当は重いから遠慮してほしいが)

 これが脂ぎったおっさんだったら。舌打ちでもして、肩で載せた頭をゆすりたくなる(時には首さえしめたくなる)のですが、若いというだけで「まあ、仕方ないか」と許せてしまうのは不思議です。ということは、私も油ぎったおっさんになったのかな、と、独り苦笑いした痛勤タイムでした。

 ただ一つ、若い女性が頭を載せてきた時にどうするか、これは解けない難問です...

 

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▼今日の一枚

理想の通勤電車像はこんな感じかもしれません。でも旅に出て、こんな車両が来たら......

 

(実は『週末鉄道紀行』p203あたりで書いた、その時の写真です......)

 19日目。

 さすがに眠いです。。決してサッカーを見ているわけではありません。

 今夜は更新記録を伸ばすためだけに書きます。

 

p100616.jpg 今の状況、右側に座ってるおっさんのような感じです。

 いや、そんな事が言いたいために載せた写真ではありません。

 私が日々通勤に使っている東京メトロ南北線の車両です。

 不思議に思うのは、東急にせよ、メトロにせよ、都営にせよ、このように車端部の片側だけを写真のようなクロスシートにしていることが多いのです

 国鉄やJRの場合、目の前にトイレがあって、目が合わないように、なんて配慮からトイレ横だけはクロスシートになっていたことがありましたが、こちらはそんな設備はありません。

 いったい何の意味があるのか考えているのですが、1年以上乗っていても分かりません。。

 南北線は東急目黒線に乗り入れていますが、走行するほとんどが地下区間なので、車窓も見えませんし。

 よって、この場所に座ってニヤニヤ...なんてことはありません。(ほとんどが「優先座席」になっているので、これまで300回くらい乗って1回しか座ったことがないのです)

都道府県な人生

 18日目です。

 さすがに今日は疲れています。締切は明日だというのに、昨深夜にサッカーなど見たからいけなかったのですが......。

 またしても「カレンダーもの」のネタなのですが、家に「更新のお知らせ」なる書類が届いておりまして、「2年経ったのでこのまま居たければ家賃の1ヶ月分相当を支払え」(こんな偉そうには書いていない)みたいな文章でありました。

 更新料とはずいぶん高飛車な制度だな、とは思いながらも、他に行くあても現状に不満もないので、なけなしのお金を振り込んだのでした。

 今、私は神奈川横浜市の港北区という所に住んでいます。限りなく川崎や東京に近い「横浜」です。

 「横浜に住んでいる」と言うと、遠方の人には「港が見下ろせる小高い公園」とか「ランドマークタワー」みたいな想像をされますが、これは違います。何分か歩けば川崎ですし、電車だと10分弱で東京です。

 その2年前までは東京江東区の亀戸(かめいど)に住んでいました。

 これまた遠方の人には必ず「こち亀ですよね」と言われたのですが、今さらいいですが、違います。同じ下町ではありますが、あちらは柴又帝釈天、こちらは亀戸天満宮です(余計に分かりづらいですね)。

 さらにその前は北海旭川市に住んでいました。はい、旭山動物園です。当時はガラガラだったので、外廻りの営業マンなどがサボる場所としても活用されていました。

 ちなみに生まれは大阪門真市です。パナソニックの本社がある町です。京阪電車の沿線です。

 以上......

 

 振りかえってみると、おお、「都・道・府・県」を制覇している......!

 

 あまり面白くないですね。。。

 

 あと、門真市・旭川市・江東区と3つとも運転免許試験場がある町です。港北区にはないので、この記録は途切れました。

 

 これまたどうでもいいですね。。

 

 眠いせいか適当な内容になってしまいました。あ、写真。

100615.jpg

  もう閉店してますね。浅草の夜は早いのです。

 亀戸に住んでいる時は、東武亀戸線で浅草に出て、蛇骨湯(じゃこつゆ)という「温泉」が出る銭湯(江戸時代?くらいからあるとか)に入り、神谷バーで一杯ひっかけて帰る、時には例の養命酒みたいな濃い酒にやられて泥酔したことも多々ありましたが、幸せな時間でした。

 先日、1年数か月ぶりに行ったのですが、前と同じ感覚で飲んだら、やはり例の養命酒にやられてしまい、横浜まで帰るのに恐ろしく苦労しました......。やはりここでそれなりに呑んでも平気で帰れるのは、下町在住の特権だったのかもしれません。

 17日目です。

 週明け憂鬱な月曜日。朝から雨の中、会社に行って、日中外にも出られず、家に帰ってきて酒飲んで寝る、そんな一日です。では今日はこの辺で......

 という訳にもいかないので、またカレンダー的なネタです。

p100614.jpg 3年前、2007年の今頃の写真です。

 南の島、オーシャンビューの部屋、しかも仕事で行ったからタダ!なんていいなあ......

 と思われるかもしれませんが、98%違います。

 当時、仕事でグアムやハワイに何度か行きました。(行かせていただきました)

 業務で行くゆえ、ホテルの方が気を遣ってだいたい良い部屋を用意してくれるのです。チェックインの時は、いやー素晴らしい!寝そべって本でも読んで過ごしたいなと思うのですが、この写真を撮って以来、こんな景色は出逢えませんでした。

 昼間は取材、見学、取材の連続。たまに体験取材もあるのですが、マリン系のハードな体験など泳げない人間にとっては拷問以外の何物でもない。さらには「逆バンジージャンプ」なる不思議施設を取材したら、「まさか乗らずに書く気じゃないでしょうね?」などと言われ、体験搭乗。さすがに恐ろしすぎて声にもならない。そしてようやく夜。海を眺めてバドワイザーでも......なんてはずもなく、懇親と称した長い集い。終了後は超遅い電話回線でメールチェック。一つたりとも良い内容なんてない。明け方まで対応に追われ、翌朝も当然炎天下の取材見学取材......。窓の外なんて、眺める暇もない。

 3年経てばさすがに良い思い出、としておきます。

p100614p.jpg グアムで一つ、良かったと思うのは、グアムの離島、「ココス島」に行けたことです。

 実際に島の中はそれほど良いとは言いがたいのですが、往復の船から見える海の色は、世の海にこんな色があるのかと思うほどきれいで、頭がとろけてしまいそうでした。

 これは「役得」だったかもしれません。

 ハワイに関してはまた後日書きます。

 

※グアムに興味のある方は下記拙作も眺めてみてください。何かの役に立つかもしれません。

「南の島のバス紀行2 ~グアム島」(2000年)※今は島を一周するバスはないかもしれません。2007年に取材した時にはあったのですが、その後は追取材してません。

「グアムは南の楽園か?」(2004年)※「ブログ」の記事です。こんな事書いていたんですが、まさかその後に仕事になってしまうとは......人生は不思議。

※以下会社員としての仕事のものなので、用のない方は無視してください。

「グアムを見直そう!」【PDFファイルです】(2007年)※以前書いたことを反省したかのように、仕事として書きました。が、さりげなく「グアム一周バス」についても取材していたりします。

「ゆったりグGuam~5泊以上のNew滞在スタイル」(冊子)【注意:PDFファイルで37Mあります。重いです】(2007年)※こちらも仕事として一応真面目に作ってました。皆様の協力の賜物です。本当は「男一人のグアム」というのを作りたかったのですが、即座に却下されました。。

 16日目になりました。

 珍しく夕方の素面な時間帯に書いてみます。

 何かネタを探さねば、と1年前の今頃は?と探ってみますと、ちょうどこの「Weblog」を開設した頃でした。

 なんだまだ1年しか経ってないのか、と思いつつ、これまでこうした「日記」に類したものを幾つ作って、幾つ放置してきたんだろうかと少し振り返ってみました。

 一番最初に始めたのは「旅日記、徒然に。」 (この安易なネーミングや変な句点はいかがなものか...) というコーナーで、これは2002年2月に開始し、2005年3月で放置状態に陥っております。

 その次は、当時の「ブログ」の大流行に乗っかって、yahooで「"estbf" DIARY」なる、いわゆる「ブログ」を開設。これは2004年11月に開始したのですが、「日記帳としては非常に楽な面もあったのですが、やはり、自分の思い通りの体裁にできないという不満は残りました」などと (ちょっと言いがかり気味な理由だ...) 更新を停止し、翌2005年の1月に「鉄道紀行への誘い 作者雑記」というものを作りました。

 これは2005年8月までは続けたのですが、その後突然更新を停止。2年半後の2008年1月に再開したものの、2回更新しただけで放置......。そして今に至っています。

 今回は珍しく16日間の連続更新をしていますが、思いつきだけでやっていますので、また放置状態にしてしまわないかと、内心はらはらしています。継続することの難しさ、これは生きる上でもWebでも変わらないのかもしれません。

 

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 今日の一枚です。 

 4年前の今頃、米国へ初めて行きました。

 いかにも「アメリカの鉄道」といった写真です。(日本の鉄道に慣れている者としては、「UP鉄道」の機関士に「ちゃんと真面目に仕事しろよ」と言いたくなりますが)

 よく考えてみると、これ以来、海外の鉄道に乗っていないことに気づきました。(鉄道のない地へは仕事でかなり行かされたのですが)

 そろそろ海外へも行きたいな、と時折思うのですが、いつの間にかパスポートさえも失効していて、「面倒だからいいや」「どうせ英語も喋られないし」などと、億劫な気持ちになっています。どこか、内にこもっているなあ、と思いながらも、相変わらず腰は重いままです。

 

※もし、米国の鉄道にご興味のある方がいましたら、拙作の「米国鉄道紀行」(2006年)をご覧ください。米国の鉄道事情をはじめ、当時の夜行列車「レイクショア・リミテッド」号や「アセラ」乗車記などがあります。

 今日も日が変わってしまいましたが、15回目です。

 何かを見聞きして、それを書く、という仕事や趣味を続けて早や10数年。いつまでも変わらぬ思いが「取材は楽し、書くのは苦し」ということです。

 人に話を聞いたり、実際にその場所へ出かけたり、その時は非常に有意義な時間で、楽しささえ感じる(拙著を書くための「取材」は、鉄道で旅行をすることなので楽しくないわけがない)のですが、さて、いざ書こうとする時の辛さと言ったら......。

 もちろん「取材」には辛いことも多いのですが、やはり一人書く時の苦労に比べると、それほどでもありません。

 真夜中に起こるそのような状態を緩和?するために、ついついアルコールを手元に置いてしまいます(これはここだけの話に...)。ついには素面では書けないようになるのではないか、と恐れつつも、締切というさらに恐ろしい魔物が迫ってくる......。

 先日、ある媒体を運営する人と夜に懇親の場があったので、そんな話をしましたら、

 「いやね、私も焼酎を呑みながら書いてるんですよ、家族が寝静まった夜中に」

 と返ってきて「いやー、そうですよね、そうですよ、分かる人がいましたか」などと私が一方的に意気投合。気がつくと終電さえもない。

 渋谷駅から深夜バスに乗り、自宅に帰り、さあ、書くぞ!とパソコンに向かったものの、意識が戻ると朝6時。会社に行かねば、でも1文字も書いていない! と思ったら、うつぶせて寝た時に「N」のキーが当たっていたのか、ずっと「んんんんんんんんn」という文字がワードファイルを埋めていたのでした。

 

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 今日の1枚。渋谷から発車する東急の深夜バス「ミッドナイトアロー」号です。

 渋谷を午前1時台に出発。東横線や田園都市線の沿線に向けて4路線が出ています。運賃は最高でも2000円以内なので、タクシーに比べると「神」?のような存在かもしれません。

 どこか夜行路線バスの雰囲気もあり、一般の路線バスの車両で高速を走ったり、マニア的な楽しさもありますが、とにかく酒臭いので、素面で乗ると気分が悪くなるかも。。

 金曜日になると増便されたり、観光バスのような車両が来たりします。ただし土日はほとんど運休となります。

 まったくお勧めしませんが、終電を逃した際には利用を考えてみてくださいませ。

 日が変わってしまいましたが、毎日更新を続けて14日目になりました。

 どこまで続くのか、ある意味、自分を客観的に見ながらも、調子の悪い日などは短い文章を書くことにも呻吟(しんぎん)しながらパソコンに向かっております。

 今日の一枚は次回の拙著『週末夜汽車紀行』のポスターです。

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 書店用のポスターなので、宣伝ぽくはなっていますが、初めてこの表紙イラストを見た時の偽らぬ思いが「こんな風景と出逢いたかった」というもので、それがそのままコピーとなっています。

 前作の『週末鉄道紀行』に続き、世界で活躍されているイラストレーターのKouzou Sakaiさんが描かれたイラストなのですが、私が夜な夜な求め歩いた理想の風景が、まさに再現されているのです。

 あまりにも私の心象風景に近いので、実際に取材に行って描いたのかと思ったのですが、ゲラを元に描かれたとのこと。その思いが伝わったようで、「書いてよかった......」と発行前から嬉しい思いで、絵を見ては癒されております。(Webなのであまりいい色が出ないのが残念です)

 また、このコピーを採用してくれた出版社の編集者・Kさんをはじめ、本編に登場してもらい、なおかつ私の「ネタ」にさせてもらった人々、こと細かく時に嫌がらせのような?指摘をしてくれた友人、その他家族まで、本来ならば「あとがき」あたりにそうした「感謝の言葉」らしき事でも書くべきなのですが、仮にもお金を出してもらう本に私信めいた事は絶対に書くべきではない、という思いがありまして......今回も一切省略しました。

 派手にポスターを貼って長い間平積みで置いて頂いた本屋さんや、何より、「西村健太郎」なるよく分からない人間の本を買って頂いた方々、また、貴重な紙面を割いて記事にして頂いた新聞や雑誌の記者や編集者の皆さん、御礼を言わねばならない人が多すぎて、ずっと今日まで黙ってきました。すみません。本の中には書けないので、ここで書きます。本当にありがとうございます。

 『週末夜汽車紀行』のイラストを見て、癒され、夜中に珍しく素直な気持ちになってきました。

 この本は6月22日から発売で、税込1470円です。徐々に全国の書店に並んでいくはずです。あえて、買えとは申しませんので、ぜひ表紙のカバー(帯も)を外して全景を眺めてみてください。私が300ページ近く使ってあーでもない、こーでもないと書いたことは、表紙のイラストに集約されています。

 

▽ネット書店の販売ページは下記をご参照ください(随時追加します)

紀伊国屋Book Web...本の詳細説明あり

Amazon.co.jp...送料無料

楽天ブックス...現在送料無料

セブンネットショッピング...セブン・イレブン受取なら送料無料

オンライン書店bk1(ビーケーワン)...簡単な内容説明も

オンライン書店 本やタウン...近所の書店で受け取り可能

▽出版社による『週末夜汽車紀行』のページも開設されています。夜は時間帯によって重いことがありますが、お時間があればご覧ください。試し読み(立ち読み)コーナーやフラッシュの動画もあります。

http://www.alphapolis.co.jp/index_books_list.php?ebook_id=3032731

▽店頭の在庫検索

ジュンク堂書店...全国の在庫状況

旭屋書店...大阪本店ほか全国の在庫状況

丸善...全国各店の在庫状況

TSUTAYA...近隣の店の在庫が分かる

 

 ▽マスコミなどでの掲載情報 >>詳細はこちら

2010年8月22日:『北海道新聞』 朝刊12面「ほん」
2010年8月21日:『鉄道ファン』 2010年10月号 p204「車内放送」
2010年8月12日:『鉄道ダイヤ情報』 2010年9月号 p131「NEW RELEASE」
2010年7月27日:『新s あらたにす』 (日経・朝日・読売インターネット事業組合運営) 「著者に聞く」
2010年7月1日:『日刊ゲンダイ』 [6/30号] 「いま話題のブックガイド」
2010年6月29日:Web媒体『鉄道フォーラム掲示板』 (有限会社鉄道フォーラム運営)

 やっと13日目です。

 今日も千葉の幕張でした。朝から晴天だったので、少し写真など撮ってきましたので紹介します。

 

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▼新木場駅を出発後の車窓

 新木場駅を出てすぐ、この東京湾が広がるところがたまらなく好きです。

 淡く青い海を眺めていると、なんか都心ではないような気さえしてきます。

 もしかすると、京葉線は都心で最も車窓が良いのではないかと密かに思っていまして、昨年の今頃出した『週末鉄道紀行』で書いたりしてみました。

 なんか車窓が良すぎて、仕事をしたくなくなってきます......

 

 

   

0610p02.jpg▼ドイツ鉄道のマーク......

 ドイツ鉄道の「DB」マーク、車窓から見る度に気になっていました。

 DBシェンカーという、日本で言う「JR貨物」に似たような会社で(DBの場合は子会社になっています)、我が国では西濃運輸と「西濃シェンカー」(本社・品川)という名で、古くから合弁会社をやっているようです。京葉線の車窓は日本の経済界の勉強にもなります。

 

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 ▼京葉快速と武蔵野快速

 なんか私が京葉線に乗る時に限って「武蔵野快速・府中本町行」とかがやってきます。

 府中本町ってどこやねん?と突っ込みたくなるのですが、中央線の西国分寺のあたりです。

 つまり、千葉へ向かったと思った列車は、途中の新浦安の先で左に旋回し、外郭部をぐるっと一周して「武蔵野」へ行くわけです。

 誰か全区間乗る人とかいるんでしょうか......。すごく興味があります。

 

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▼市川塩浜駅

 で、その武蔵野快速が京葉線と分岐するのが「市川塩浜駅」という駅。この駅、工業地帯のど真ん中にあってかなり気になっていたのですが、乗り換えの際に初めてホームへ降りました。

 目の前には米国の巨大企業(日本法人本社は渋谷にある)の巨大倉庫が......。ここから(他にも2カ所かあります)ネットで注文した本は運ばれています。超ロングテール?な私の本も1~2冊はここにあるはずです(多分)

 

 写真ばかりですみません。。しかもオチも結論もなかったりします...。失礼しました。

100609.jpg 12日目です。

 今日は朝から千葉の幕張に行く用事があり、一日中現地におりました。

 マリンスタジアムに行く時は(遊びなので)それほどは感じないのですが、幕張という所は中途半端に都心から遠く、特に横浜から行くとなると一苦労です。大きなイベントは有楽町の東京国際フォーラムか有明のビッグサイトでやってほしい......

 と、悪い部分を書けばきりがないのですが、京葉線の工業地帯の車窓は相変わらず楽しいですし、帰路、湾岸部の高速道路から見た黄昏の都心ビル群もなかなか美景でした。

 また、少し遠くまで行くので、真剣にイベントを体感しなければ損をした気にもなり、ある意味、東京の会場では出ないような集中力?が湧いてくることは利点かもしれません。

 良い部分だけ切り取ったところで、今日はこれくらいにしておきます。

 11日目になりました。

 ここ数日、鉄道の話を書いたせいか、ついついマイナス思考の内容になってしまいました。

 今日は鉄道から離れます。

 私は、鉄道の旅に次いで好きなのが、「路線バス」と「路線航路」の旅です。

 これだけ鉄道網が発達した日本でも、鉄道では絶対に行けない場所があり、それが沖縄をはじめとした離島です。

 今では沖縄本島にはモノレールという「鉄道」が少しだけ通っていますが、島内の公共交通機関は路線バスが主力です。

 2003年に「ゆいレール」が開通した時に、私は初めて沖縄を訪れ、路線バスだけで沖縄の各地を巡りました。

 レンタカーの3倍くらいの料金がかかり、本数も少なくて恐ろしく不便でしたが、観光バスやレンタカーの旅では見られない普段の生活の風景に出会える喜びがありました。この時「不便だから面白い」ということに気づいてしまったのです。昔、時刻表を駆使しながら、一日数本しかないようなローカル線に苦労して乗った時と同じような感覚です。

 以来、「路線航路」で離島に行って、路線バスで旅をすることが、鉄道の旅に次ぐ愉しみになっています。

 これまで、沖縄をはじめ、石垣島、宮古島、与那国島、近郊では伊豆大島や八丈島、佐渡島など(さらにはハワイのオアフ島やハワイ島、タイのプーケットといった「リゾート地」でも、海など見向きもせず、路線バスに乗ってきました)へは行ったのですが、日本にはまだまだ離島があり、路線バスが走っているはずです。

 時折、時刻表の地図で航路や路線バスの細い線を眺めては、頬を緩めています。

 いつかはそんな旅の模様をまとめて記したい願っていて、気が向いたら、ここでも書いていきたいと思います。

▽今日の一枚

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 2003年秋に沖縄を旅した時の写真で、この頃はまだ、本土ではもう廃車になって見られないようなバスがたくさん走っていました。

 沖縄の路線バスは那覇市内を除いてはかなり不便ですが、少し無理をすれば、たいていの観光地や名所へは行くことができます。

 多分、レンタカーの旅とは違った不便さゆえの感動(?)が得られるはずです。(ただしお金は三倍以上......)

 そうそう、島内のバスの時刻を1冊にまとめた「時刻表」もあるんです。沖縄のバス協会に切手を送って手に入れ、その冊子と小銭を握り締めながら、沖縄の方々に出かけたことは良き思い出です。

 10日目の更新です。

 そろそろ書きたくない病が自分の中に蔓延してきました。。

 こういう時は写真だけでも続けます。

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 昨年春まで走っていた寝台特急「はやぶさ」と「富士」のマークです。

 「はやぶさ」は、やはり九州行きの寝台特急列車であって、新幹線の名前に転用されるのは違和感があります。

 「さくら」もそうですが、そんなに「昔の名前」が好きならば、列車自体を廃止せずに残しておけよ、と思ったりします。。(名前が欲しいから廃止したのかどうかは知りませんが)

 伝統の名の列車を廃止しておいて、廃止後はさらっと「新幹線の名前」にしてしまう。

 個人的には何か釈然としないなあ、という思いです。

 「懐かしの列車」「リバイバル」と称して、団体旅行形式で結構高価な料金を取るツアーも然りですが。

 

余談:「......ですが」とか「。。」という文末が多くなったり、内容に皮肉が多くなっているのは、危険な兆候です。

明日もなんとか更新したいのですが。。

 9日間、毎日更新を続けられました。

 この週末も一歩も外に出ることはなく、蟄居謹慎状態でした。。

 ということで、何も写真がないので、少し古い写真を載せてみます。

 

p100606p01.jpg 2002年8月、大垣行の臨時夜行列車の写真です。

 この頃、まだ全車自由席の「大垣夜行」が臨時列車として走っていて、週末になるとデッキまで人があふれるほど乗っていました。

 お金に乏しい若い人がひしめいていて、「夜汽車」の雰囲気が一杯に詰まった列車でしたが、いつの間にか消されてしまいました。

 今や夜行列車自体が風前の灯で、わずか8年の間に何があったのか、という思いです。

 何にせよ、全車指定席なる面倒なことはやめて、いつ何時でも乗れるような夜行列車が復活してほしいものです。汗ばんだ季節に、暑く長い夜を過ごす、そんな思い出はいつまでも残ると思うのですが。

 8回目の更新になりました。

 本当に久しぶりに拙サイトの「青春18きっぷ・フリーきっぷリンク集」を更新しました。これまでのたまったニュースを拾いながら、関係する内容をまとめてみました。長い間、放置したままですみません。これからハイシーズンに向けて、お役に立てるよう、なるべく更新していきます。

 その中から、気になった内容の雑感を書いてみます。

 

■「青春18きっぷ」「北海道・東日本パス」を廃止する気なのか?

 これまで年度末に発売期間などの年間スケジュールが決まっていたのですが、今年度(4月以降)は「18きっぷ」の場合、今夏までは明らかにされ、Web上では冬までは発売しそうな雰囲気は感じられますが、その先はどうなのでしょうか。一方、「北海道&東日本パス」に至っては「詳細が決定次第お知らせします」などとして、未だに夏のスケジュールさえ公表されていません。JRは何か意図があってこのようにしているのでしょうか。

 「北海道&東日本パス」はJR東日本の意向で廃止がすぐに決まってしまいそうですし、「18きっぷ」もそろそろ......。

 杞憂ならいいのですが。

■本州3社の思惑が一致?北陸キャンペーン

 この夏、北陸の観光キャンペーンが本州のJR3社によって行われるようです。京阪神からも、中京圏からも、首都圏からも行やすいということで、思惑が一致したのかもしれません。結構、使いやすいフリー切符も発売されています。

■12月4日に新青森駅が開業

 ついに「青森」まで新幹線がやってくるのですね......。「はやぶさ」という愛称にどうも釈然としないのは、私だけでしょうか。

 また、これに伴い津軽線や大湊線に「あすなろ」という「リゾート」列車が導入されるそうです。

 (以下、色々と書きたいことがありますが、この話題については自主規制......)

■長野電鉄、新型特急車両として「成田エクスプレス」車を導入

 これ素直に笑ってしまいました。長野電鉄、小田急の旧ロマンスカーも走らせていますし、なかなかユニークな起用ですね。

■快速「夏休み東北縦貫号」

 夏のお盆期間中(8/11~14)に郡山から盛岡まで(上りは8/15~18、仙台→黒磯間)、臨時の快速列車として運転されるようです。6両編成の全車自由席で、しかも使用車両は583系(昔、夜は寝台、昼は座席車として走っていた「月光型」の寝台電車です)

 18きっぷでの東北本線の移動にも便利ですし、車両も希少性があります。なんかすごく混雑しそうな感じがしますが、乗ってみたいです...。

 以上、詳しい内容は「青春18きっぷ・フリーきっぷリンク集」をご覧ください。

 

▼今日の一枚

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 新宿と新潟を結んでいる夜行快速の「ムーンライトえちご」です。

 詳しい同好の士の方なら、なんでこんな昼間に停まってるんだ?と思われるかもしれません。

 ある時、指定券を買って乗ったら、新宿出発後、埼玉県の鴻巣駅でいきなり止まってしまい、理由も分からぬまま夜を明かす羽目に......。(酔って寝ていたので私が理由を聞き逃しただけかもしれません)

 この時、妻と乗っていたのですが、妻は烈火のごとく怒ってしまい、その怒りはたまたま停車した鴻巣駅の駅員に......。

 窓口に行くと、苦情を言っているのは女性ばかり。中には「新潟に着かなかったせいで、駐車場の追加料金を取られてしまう。責任もってJRが出せ」とか言っている人もいて、たまたま宿直だったと思われる気の毒な駅員がえらく苦慮していました。

 私は見ていられなくて、ホームに戻ったのですが、こちらでは男たちが車掌をとり囲んでいる。

 おい、やめろ、と思って近づくと、みな同好の士で、「この後、ダイヤはどうなるんですかねえ」「この列車の間に入ったりするんですか?」などと色んな質問を投げかけ、車掌も「この様子だと、1234Mと3456Mの間に入るんじゃないかな」とレクチャーするなど、いたって和やかな雰囲気。私も「なるほど」と思いながら興味深く話の輪に加わりました。

 ニヤニヤと話を聞いているうちに、妻はまっさらな「18きっぷ」(鴻巣駅発行)と、払い戻した指定券代を持って帰ってきたのでした。

 7回目の更新です。

 昨夜(正確には今日ですが)書いた文章を素面でよく見てみると、なんか居酒屋の続きのような内容で、かなり削除しました......。このあたりは「紙」と違い、簡単に変えてしまえるから楽だな、と改めて思った次第です。

▽今日の一枚

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 もう4年くらい前の写真ですが、なんかちょっと不思議な格好です。もう当分はこんな服装はしないんだろう(できない)と思います。

 この頃、私はこういう世界の事を書く仕事をしていて、よく追いかけてました。

 そのせいか、今の政府首脳の方とか、有力者とか見てると、「へー、あの人が...」「偉くなったんだな」とか思ってしまい、個人的には重みを感じづらい面があります。ただ、政府というものが身近に感じられるようにはなった点は良かったかもしれません。

 さて、今日、新総理となったこの方、個人的に一番思い出すのが、とある席で

 「君、フィギア(こう聴こえた)って知ってるか?」

 と、いきなり聞かれ、

 唖然としながら、「はあ・・・ミニチュアの人形ですよね」と答えた、という、どうでもいいすごく下らない?やり取りです。

 たぶん、その席は年配の方ばかりだったんで、話を振ったのだと思いますが、「フィギア」じゃなくて「フィギュア」だよ、とか、思っても言えませんでした。(色々と怒りっぽい方だと知っていたので)

 とにもかくにも、あまりイライラせずに(大変だとは思いますが)、今度はじっくり続けてください。

 あ、もう一枚出てきました。

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 当時からこの方はあまり表に出てこない方で、家のすぐ近所に来るというので取材がてら撮りに行ったら、たまたまスコールのような雨が降ってきて......。

 古い写真コレクションでの「ネタ」で失礼しました!

 

※単なるネタですので、何の意図もないですし、特定の信条や思想を伝えるものではありません。。また、私は政治関係者に今は何の関わりもありません。。

 やはり、最終電車で帰ってきても、書かなければなりません。

 本日(昨夜)はなんとか最終電車に間に合いまして、深夜バスに乗ることだけは避けられました。

 会社員としてのつまらない話ですが、ずいぶん前(おそらく4月より前)に若い社員が入ってきたのですが、自分が多忙でずっと放置をしていて、やっと「懇親の場」を持つことができて、肩の荷が一つ下りた感じです。

 ▽今日の一枚

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 地下鉄赤坂駅です。東京へ来てかなりの年月になったように思うのですが、生まれて初めて来ました。

 それにしても、汐留やお台場、六本木など、TV局はどこもギラギラした高層ビルを建てていますが、もうかっているんだなあと思いました。

 

 道に迷って赤坂は初めて来たのですが、少し歩くと見たような場所ばかりで、相変わらず自分が方向音痴だと認識した今日一日でした。

 今日は日が変わる前に書いてみます。

 JR東日本が管内乗り放題の「スリーデーパス」という3連休時向けの切符を新発売しました。

 今年3月まで「三連休パス」として2万6000円で売っていた商品をリニューアルし、特急や新幹線料金を別払いする形に変え、半額の1万3000円で売り出すものです。

 今年は既に、「土日パス」が同じように「ウィークエンドパス」と名前を変え、特急料金を別払いの形にして、半額以下の8500円で新発売しています。

 高速道路の大幅値下げに対し、いよいよ本気で対抗にかかっているようです。

 高速の無料化や1000円化というのは、車に乗らない者にとって何のメリットもないのか、と思っていたら、思わぬところでいいことがありました。

 でも「おおー」と思うほどに安くしないのが、さすがはJR東日本だな、と、そのあたりはちゃんと計算しているなという印象です。

 「3日間9800円でJR東日本が乗り放題!」 くらいにしたほうが、インパクトがあると思うんですが。

 何にせよ、日本の鉄道界の頂点に君臨する企業の本気度が、いよいよ60くらいに上がってきたようです。ここは一気に若者を鉄道に呼び込まねばなりません! 富裕層狙いの団塊会員組織ばっかり優遇してないで、「学割8000円!」とかしましょうよ。

 

▽今日の一枚

100602p.jpg今日は久しぶりに台東区に行く用事がありました。

普段、渋谷とか六本木とか、どうも私の苦手な、人の多い場所をぐるぐる廻ることが多いのですが、今日は天気もよく、時が止まったかなのような街並みに、えらく癒されました。

 またも日が変わってしまいました。

 6月に入り、去年の今頃は何をしていたのかとメモ帳を見てみましたら、カツ丼が旨かったとか、今日の「さくら水産」はマズかったとか、そんなどうでもいいことしか書いてませんでした。。

 一つ覚えているのは、初めての著書が出るということで、相当な営業活動をしていたことで、夜な夜な全国の本屋さんに本の案内文などを送りつけたりしていました。

 で、ある時に都内某所の有名書店に入ったら、

090811_p01.jpg どこかで見覚えのあるポスターが。

 いやー、有難いなあ、『週末鉄道紀行』のポスターを貼ってもらえるなんて!

 とよく見てみると、上のほうに小さな紙切れが。

 なんと、私が夜な夜な送り付けた案内文の署名と一言メッセージが貼られていたのです。しかもハンコ付きです。

 ポスターとか活字の本名はともかく、さすがに自分の下手な文字を公衆の面前にさらしているのは恥ずかしい!......と、逃げるようにその場を立ち去ったのでした。

 でも、ちゃんと案内状を見ていてくれて有難いな、と感謝し、「今回はどうしようか......」と考えてはいるのですが、まだ何もできていません。。

 続編?的な『週末夜汽車紀行』、今月下旬には本屋に並ぶ予定です。

 日付が変わってしまいましたが、なんとか3日目の更新ができました。

 夜回り取材(?)を終えて遅く家に帰ったら、こんな日に限って自分の本と会社の仕事の校正が二つも届いていました......。目がしょぼしょぼしてきました。

 今日の一枚です。

 

p100531~01.jpg これ何だかわかりますか?

 新宿の都庁に近いあるビルの中でたまたま見つけた施設で、WILLER TRAVEL(ウィラー・トラベル)社の専用待合所(WILLERバスターミナル新宿西口)です。

 航空会社みたいなカウンタやチェックイン機まで備えています。

 この会社は格安の高速バスを運行する企業ですが、その特徴はすべてが「ツアー」の形式となっていて、貸切バスを皆で乗る、という形態になっています。だから、一般の路線バスや高速バスの事業者というわけではありません。

 「交通事業」の規制外となる抜け道めいた商売ですが、安さと快適さで相当な人気を集めているようです。高速バス全体がそうですが、特に女性の人気が高いようです。この待合室の美しさも、そうした客層を意識しているようでした。出張旅費を削られているサラリーマンにもウケているようです。規制が云々言っても、客の支持こそがすべてです。 

 規制とともに歩んできた交通業界を変えるのは、こういうイノベーターなのだろうな、と好意的に思う反面、個人的には酒も呑めず(バスの車内では呑み辛い...)、途中の停留所や乗降がない「団体バス」はちょっと遠慮したいなという思いです。

 狭隘な志向を持つ中年男としては、意地でも夜行列車や各駅停車や路線バスで、酒呑みながら、駅に停車するのを楽しみながら、どこへでも行ってやる、などと、この施設を見て少し思ったのでした。

 私は薄汚い待合室でいいです。何ならホームで自由席に並んでも......。チェックインカウンタとか案内員など一切不要。思い立った時に乗れない交通機関は私には合いません。切符を買って自動改札に放り込んだ時点でチェックインです。

 

 ただ、こうした格安高速バスに若者が流れた結果、鉄道の地位低下が心配です。

 今すぐ、夜行快速をそこら中に走らせ、18きっぷ客を優遇すべきです。あ、そうすると客は昔夜行に親しんだ「団塊Jr」と「団塊世代」ばかりになるか...。

 若い人は高速バスなど乗らず、鉄道に乗ってください。ぜひ。