こんな風景に出逢いたかった、ありがとう(『週末夜汽車紀行』)

 日が変わってしまいましたが、毎日更新を続けて14日目になりました。

 どこまで続くのか、ある意味、自分を客観的に見ながらも、調子の悪い日などは短い文章を書くことにも呻吟(しんぎん)しながらパソコンに向かっております。

 今日の一枚は次回の拙著『週末夜汽車紀行』のポスターです。

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 書店用のポスターなので、宣伝ぽくはなっていますが、初めてこの表紙イラストを見た時の偽らぬ思いが「こんな風景と出逢いたかった」というもので、それがそのままコピーとなっています。

 前作の『週末鉄道紀行』に続き、世界で活躍されているイラストレーターのKouzou Sakaiさんが描かれたイラストなのですが、私が夜な夜な求め歩いた理想の風景が、まさに再現されているのです。

 あまりにも私の心象風景に近いので、実際に取材に行って描いたのかと思ったのですが、ゲラを元に描かれたとのこと。その思いが伝わったようで、「書いてよかった......」と発行前から嬉しい思いで、絵を見ては癒されております。(Webなのであまりいい色が出ないのが残念です)

 また、このコピーを採用してくれた出版社の編集者・Kさんをはじめ、本編に登場してもらい、なおかつ私の「ネタ」にさせてもらった人々、こと細かく時に嫌がらせのような?指摘をしてくれた友人、その他家族まで、本来ならば「あとがき」あたりにそうした「感謝の言葉」らしき事でも書くべきなのですが、仮にもお金を出してもらう本に私信めいた事は絶対に書くべきではない、という思いがありまして......今回も一切省略しました。

 派手にポスターを貼って長い間平積みで置いて頂いた本屋さんや、何より、「西村健太郎」なるよく分からない人間の本を買って頂いた方々、また、貴重な紙面を割いて記事にして頂いた新聞や雑誌の記者や編集者の皆さん、御礼を言わねばならない人が多すぎて、ずっと今日まで黙ってきました。すみません。本の中には書けないので、ここで書きます。本当にありがとうございます。

 『週末夜汽車紀行』のイラストを見て、癒され、夜中に珍しく素直な気持ちになってきました。

 この本は6月22日から発売で、税込1470円です。徐々に全国の書店に並んでいくはずです。あえて、買えとは申しませんので、ぜひ表紙のカバー(帯も)を外して全景を眺めてみてください。私が300ページ近く使ってあーでもない、こーでもないと書いたことは、表紙のイラストに集約されています。

 

▽ネット書店の販売ページは下記をご参照ください(随時追加します)

紀伊国屋Book Web...本の詳細説明あり

Amazon.co.jp...送料無料

楽天ブックス...現在送料無料

セブンネットショッピング...セブン・イレブン受取なら送料無料

オンライン書店bk1(ビーケーワン)...簡単な内容説明も

オンライン書店 本やタウン...近所の書店で受け取り可能

▽出版社による『週末夜汽車紀行』のページも開設されています。夜は時間帯によって重いことがありますが、お時間があればご覧ください。試し読み(立ち読み)コーナーやフラッシュの動画もあります。

http://www.alphapolis.co.jp/index_books_list.php?ebook_id=3032731

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 ▽マスコミなどでの掲載情報 >>詳細はこちら

2010年8月22日:『北海道新聞』 朝刊12面「ほん」
2010年8月21日:『鉄道ファン』 2010年10月号 p204「車内放送」
2010年8月12日:『鉄道ダイヤ情報』 2010年9月号 p131「NEW RELEASE」
2010年7月27日:『新s あらたにす』 (日経・朝日・読売インターネット事業組合運営) 「著者に聞く」
2010年7月1日:『日刊ゲンダイ』 [6/30号] 「いま話題のブックガイド」
2010年6月29日:Web媒体『鉄道フォーラム掲示板』 (有限会社鉄道フォーラム運営)