vs 高速道路へ JR東日本の本気度

 今日は日が変わる前に書いてみます。

 JR東日本が管内乗り放題の「スリーデーパス」という3連休時向けの切符を新発売しました。

 今年3月まで「三連休パス」として2万6000円で売っていた商品をリニューアルし、特急や新幹線料金を別払いする形に変え、半額の1万3000円で売り出すものです。

 今年は既に、「土日パス」が同じように「ウィークエンドパス」と名前を変え、特急料金を別払いの形にして、半額以下の8500円で新発売しています。

 高速道路の大幅値下げに対し、いよいよ本気で対抗にかかっているようです。

 高速の無料化や1000円化というのは、車に乗らない者にとって何のメリットもないのか、と思っていたら、思わぬところでいいことがありました。

 でも「おおー」と思うほどに安くしないのが、さすがはJR東日本だな、と、そのあたりはちゃんと計算しているなという印象です。

 「3日間9800円でJR東日本が乗り放題!」 くらいにしたほうが、インパクトがあると思うんですが。

 何にせよ、日本の鉄道界の頂点に君臨する企業の本気度が、いよいよ60くらいに上がってきたようです。ここは一気に若者を鉄道に呼び込まねばなりません! 富裕層狙いの団塊会員組織ばっかり優遇してないで、「学割8000円!」とかしましょうよ。

 

▽今日の一枚

100602p.jpg今日は久しぶりに台東区に行く用事がありました。

普段、渋谷とか六本木とか、どうも私の苦手な、人の多い場所をぐるぐる廻ることが多いのですが、今日は天気もよく、時が止まったかなのような街並みに、えらく癒されました。