鉄道紀行舎ニュースの最近のブログ記事

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 40日目まで連続更新できました!......と言いたかったのに、昨日、ついに力尽きてしまいました。

 気温の急激な変動に耐えきれなかったのか、無茶な生活がたたったのか、一週間前くらいからずっと風邪をひいたままでした。
 何とか誤魔化しながら仕事と週末の大阪出張までは乗り切ったのですが、昨夜大阪から自宅へ帰ったとたん、安心してしまったのか、そのまま眠ってしまい、気が付いたら朝でした......。

 ということで、今後は「40回目」といった表記に変えて(往生際が悪いですが)もう少し更新していこうと思いますので引き続きよろしくお願いいたします。

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 さて、お礼を申し上げるのが遅れてしまったのですが、先週、インターネットで交通関係の専門古書店を開いている「交通文化社」(友人が運営しています)が京都で初の即売イベントを開きまして、そちらでは拙著も販売させていただきました。

 下手な署名(サインともいう......)が入っていて恐縮なのですが、お買い上げいただきました方に、心から御礼もうしあげます。ありがとうございました。

 それでは明日「41回目」からも頑張って役に立つ情報を書いていきます!

※写真上は東京→大阪間の東海道新幹線移動「無抵抗敗戦」の図。仕事での出張ゆえ時間がなく、何の工夫もなく普通運賃(8510円)+新幹線自由席特急料金(4730円)の切符を買ってしまいました。「のぞみ」指定席ではなく「自由席」で810円を浮かせているのが微かな抵抗なのかもしれませんが......。

※写真下は先週7/14(土)~15(日)に京都で行われた交通文化社による即売イベントで拙著を売っていただいている様子。お買い上げいただきありがとうございました!
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 28日目となりました。
 我が鉄道紀行舎は今、このブログ(Weblog)のほかにも、TwitterFacebookGoogle+(グーグルプラス)という米国の3大SNSでページを開いています。

 なんで日本製のmixiがないんだ、と思われるかもしれませんが、実はmixiにもあります。手が回らずに何も更新できていないのです。

 ほかにも「Myspace(マイスペース)」にも作っていたりするのですが、これは、FacebookかMyspaseがどちらが伸びるか分からなったころに、「様子見」と称してとりあえず作ったものです。その後、日本での勝敗が決したので、こちらも放置の状態です。google+も同様に今は様子見段階ゆえに放置となってしまっています。

 そんなわけで、実際に稼働しているのは、TwitterとFacebookだけになるのですが、こちらも西村個人用と鉄道紀行舎用が混在している状態です。

 Twitterについては、現在1000以上のフォロー(フォロワー)をいただいています。こちらからフォローさせていただいているのは900弱です。これは、鉄道や旅行に関連する個人(一部は団体や会社)のみを対象としたいため、それ以外の方はフォローを遠慮させていただいていることがあります。
 @kikosyaと名づけたように、純粋に鉄道に関連する内容だけを書いています(時に個人的なことも書いてしまいますが)ので、Twitterは鉄道紀行舎用といえるかもしれません。

 一方、微妙なのがFacebookです。
 個人名で開設してはいるのですが、「http://www.facebook.com/kikosya」というアドレスの通り、心意気は鉄道紀行舎なのです。

 そこで先日、Facebook上でどんな人と「つながり」(友達)となっているのか調べてみました。内訳はこんな感じです。

・仕事関係でのつながり:51%(会社員西村)
・鉄道好き関係のつながり:39%(鉄道紀行舎)
・その他(どちらでもない個人的なつながり):10%

 仕事関連が過半数を超えているので、やはり会社員としての仕事用SNSなのかもしれませんが、鉄道好き関係の人も4割あるので、完全に仕事目的ばかりともいえない。

 総計わずか150人ほどの数なんですが、この与野党伯仲?気味な状況というのが、Facebookへの投稿に緊張感をもたらしている気がします。いつも何を書くかで迷うんですよね。読む人の顔が見えているような、見えていないような......。
 このWeblogやTwitterに書くときの何倍も怖い。しかも投稿した内容は、「いいね!」なるもので票数(?)まで出たりします。
 ちょっと優等生気味な発言に終始しているのはそのためかもしれません。

 ここをお読みの方で、拙Facebookにご興味のある方は、ぜひお越しいただき「鉄道紀行舎党」の割合を増やしていただけますと嬉しいです!
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 大変ご無沙汰しております。2月以来の更新となりました。

 毎年の恒例行事のごとき有様ですが、今日からここの毎日更新(プラス写真1枚)を試みてみることにしました。
 昨年も思いつきで6月に同じことをしたのですが、この時はなんとか3週間ほど続いています。1年後の今、どこまで続けられるのか自信がないのですが、とにかくやってみます。

 最近はこうした長文を投稿するWeblog(ブログ)が若干廃れつつある反面、TwitterやらFacebookやら短文と写真投稿が中心のSNSが隆盛を誇っています。

 私も流行にのりまして、そちらでは短い文字列と携帯で撮った怪しげで気まぐれな写真の投稿を通じて、会ったことがない方との交流を楽しんだり、「いいね!」に気を良くしてハイテンションになったり、あるいは会社関係者が見ていることを意識して何も書けなかったりと、それなりに(自主規制のうえで)活用?してきましたが、やはり帰るべき場所はここ(鉄道紀行舎のWeblog)なんだ!と今更ながら思った次第です。

 というのも、TwitterもFacebookもmixiもgoogle+(グーグルプラス)も、所詮はいち企業によるSNSサービスなのであります。

 たとえば、ザッカーバーグCEOが夜中にビンビールを片手に「ハーバード学生用として生まれた創業時の原点に立ち戻り、日本でもFacebookは東大の学生と出身者以外は排除とする!」と思いつかないとも限りません(映画『ソーシャルネットワーク』参照)。
 Twitterだって「1モジヲ1パケットトシ、100パケットデ0.1ドルチョウシュスル!」などと一方的に英語のみか怪しげな翻訳日本語で通告することも考えられるでしょう(そういえば有料化の嘘が流布されたこともありましたね......)。
 今や20~30代の女性御用達と化した純国産のmixiだって、一時期より企業価値が落ちているので海外の金持ちファンドだか投資家だかによる買収・転売の末に、あの日本的な緩い感覚が消され、カクカクした動きとヘンな日本語が氾濫することもあるかもしれません(最近、買収騒動が持ちあがってましたが)。
 「AKB」を使って日本での浸透を企むgoogle+は、"総選挙"なるイベントの投票券を買わないと使えなくなるという規則を設けることも......(多分ない)。

 以上は私の勝手な想像なのでまったく本気にしないでください。
 問題はSNSの未来のことではなく、ネット業界の皮肉めいた与太話しか書けなくなるまでに「会社員」の仕事にどっぷり浸かってしまった自分自身にある気がします。
 そして、趣味やプライベートの気楽な短文投稿によって心が休まるはずのSNS類も、特にFacebookなんかはマイナスなことや皮肉が書けないから、なんか演じてる感があるんですよね。会社員の仮面をかぶっている時と似てきた始末です。

 その不自由な仮面を被って得たお金(微々たるものですが)で買った(借りた)ネット空間があるのですから、ここで自由に勝手に書くべきではないか!という気が起きてたのです。

 初日から少し論理破綻めいた内容を書いてしまいましたが、明日からは皆さんの役に立つことを書けるように頑張ります! 
 ということで、今日からひっそりと続けてみますので、ぜひこっそり読んでいただけると嬉しいです。


※写真は会社員としての私の定期券。何が書いてあるのかさっぱり読めません。今朝、改札にタッチすると赤いランプが点灯して「残額が不足しています」と出ました。いつの間にか定期の有効期限が切れていたようでした。いくら電子化とはいえ、文字が判読できないのも困ったものです......。
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 一カ月以上ご無沙汰してしまいました。完全な夏バテかもしれません。すみません。。この間のお知らせなどを書いてみます。

 左の写真ですが、拙著『週末鉄道紀行』が京王線沿線を中心に展開する啓文堂書店の聖蹟桜ヶ丘店で「スタッフおすすめ」として紹介されておりました。本当にありがとうございます。

 拙著の上にある書籍は、吉村昭の『三陸海岸大津波』。ノンフクションの大著と同じページに載ったことは光栄極まりない......、そんな思いです。次回作、早く世に出せるように頑張ります。

 もう一つ、2作目の『週末夜汽車紀行』ですが、電子書籍版が発売されました。大日本印刷とNTTドコモが展開する著名販売サイ『honto(ホント)』で前作ともども525円で販売しております。
 また、携帯電話(いわゆる「ガラケー」向け)では「どこでも読書」で販売しています。QRコードがこちらにありますので、こちらもよろしくお願いいたします。

 3つ目ですが、米国のSNSサイト「Facebook(フェイスブック)」に西村のページを開設いたしました。こちらは、その筋にご興味のある方(登録している方)はご覧いただけたら幸いです。米国のマイクロブログ「Twitter(ツイッター)も細々とではありますが、時折、書き込んでいます。(※ちなみに、いずれも末尾のアドレスは「kikosya」です)

 4つ目は、前回このWeblogで寝台特急「サンライズ」の指定券をオンラインで申し込んだという内容がありましたが、結果は「発売即時満員」ということであえなく敗退いたしました。楽をしたらダメだということかもしれません......。
 そんなわけで、東海道新幹線でいかに関西や西日本方面へ安く行けるか、みたいなことを悔しさ紛れに延々と調べてしまい、思わずこんなページまで作ってしまいました。結果としては、東海道新幹線で安く行くのはなかなか厳しいのですが、少しは方法もありますので、もしよろしければどうぞ

 5つ目ですが、何とか定期的にこちらを更新できるように頑張ります!と幾度目かの決意をしたというお知らせで、この頁を終わります。
 これからもよろしくお願いいたします!
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 11日目、日が変わってしまいました。
 今日(正確には昨日ですが)、我が鉄道紀行舎の電子書籍シリーズが刊行しました!
 と書くと、なんだかすごいことのようにも聞こえますが、裏を明かせば、電子書籍の無料制作・公開サイトというものがあり、そこで実験的に幾つか作ってみただけだったりします。

 ちょうど1年前に試験的に(実を言うと仕事でそのサイトの記事を書くことがあり、体験してみただけなのですが...これは内緒)作ったことがあり、その後、意外にも多くの人に読まれていることが分かりました。

 そんなことを今日の午前中に気付き、今までかかってWebサイト「鉄道紀行への誘い」のコンテンツを使い、新たに2冊(冊と言えるのかどうかは分かりませんが)を「電子書籍化」してみた次第です。

 ただ、執筆者:西村、編集者:西村、制作者:西村、デザイナー:西村......と、今はどこまで行っても「自作自演」になってしまうので、表紙やその他デザイン面などはまるで自信がないのですが、無料で公開していますので、お暇な方は一度試しにご覧頂けたなら嬉しいです。
 一応「電子書籍」というだけあって、PDF形式やepub形式(現時点での電子書籍の標準的なフォーマットで、イー・パブとか読みます)でもダウンロードが可能です。

 しかしながら、PDFもepubもそれほど体裁が整っているとはいえず、あまり格好の良いものではないかもしれません。(無料で作れるサイトなので仕方がないですが)

 今後、ここでの反応を見ながら、他に「電子本」も作るかどうか、考えていきたいと思っています。

 あ、公開先ですが、こちらになります。
 これは、GMOインターネットグループの株式会社paperboy&co.(ペーパーボーイ&コー)というえらく読み辛い名の会社(レンタルサーバの「ロリポップ」とかで有名)がやっている「パブー」という電子書籍の制作・公開・販売サイトで、こうした「素人参加型」の電子書籍サイトのなかでは一番にぎわっているかもしれません。
 ご興味のある方は利用してみてください。なんでしたら、鉄道紀行舎から「出版」いただいても...。

Delay15分かNo Showか

 9日目となりました。
 今日は昼の12時開始という会見があったのですが、気が付くと11時半。同僚から「大丈夫なんですか?」と言われてようやく気づいた次第。会場までどう急いでも45分はかかります。どうするか。

 そのとき、思わず発した言葉が表題の「Delay15分で行くか、No Showするか、迷うなあ......」などというもので、辺りの人々は「は??」みたいな感じでぽかんとしていました。

 私が英米にかぶれたり、英語が堪能などということでは一切ありません(英語は小学生レベルで、「ミッキーマウスの英会話入門」みたいなものでさえ理解できないレベルです)。

 ほんの一時期、旅行業界と関わったことがあり、その時に無意識で覚えた言葉なのですが、これが案外便利なのです。

 Delay(ディレイ)はそのまま「遅延」という意味で、発着便に遅れが生じる場合など、飛行場の表示によく使われています。
 以前、仕事でよくお世話になった国外の某航空会社などは、常に「Delay」表示をさせることで有名であり、妙な時間に飛行機が飛んでいたりすると、「あれ、またDelayか。どうせ○○(だいたい2レターで呼ぶ)だよ(笑)」みたいな感じで、旅行業界関係者の笑いネタとして使われていたりしました。

 一方、No Show(ノー・ショー)は、ホテルや飛行機などを予約しているのに、何の連絡もなく現われない人のことで、いわば「ドタキャン」と同義語です。社内の飲み会などがあると、その場では渋々参加表明をするものの、当日は絶対にNo Showする人がおり、その人は「No Show 女」と呼ばれていたことを今、思いだしました。

(余談ですが、予約もなく行くことはGo Show(ゴー・ショー)といい、これは私が大好きな行為であります。というか、飛行機も鉄道のように自由席を設けてGo Showを是とすべきだと思うのですが)

 ということで、今日は妙なことから思い出したしょうもない言葉を紹介してしまいました。
 何のオチもありません。完全なネタ切れですね。

 このWeblog更新をNo Showする日も近そうです......。


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 写真です。
 先日、久しぶりに大きな書店に行ったのですが、拙著『週末夜汽車紀行』の文庫版が売られている姿を初めて目にしました。

 うーむ、すぐ前にあるネコのPOPが目について、思わずそちらを手に取ってしまいました(苦笑)。
 お見かけの際は、奥に埋もれた青い表紙の方もぜひ手に取ってみてください。

 またまた余談ですが、翌日に近所の古本屋へ行ったら、「に」の欄の「西村京太郎」コーナーの片隅に『週末鉄道紀行』の文庫版が差し込んでありました。
 自著ながら客観的に見ると「名前がバッタもんくさいなあ」と少しおかしくなってしまいました。(近くに西村賢太もあったので思わず買ってしまった)。
 しかし、売価は京太郎先生よりも、芥川賞の貫太、いや賢太先生より数倍高かったです。この辺り、我が著は稀少性?があるのかもしれません。ありがたいことです。

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 6日目です。
 先日、「会社員」として大阪出張する機会があり、1泊1日で往復してきました。
 早朝の新幹線で東京を出て、復路は寝台特急「サンライズ出雲・瀬戸」で翌朝に都内へ戻ったのですが、大阪での滞在時間はたっぷり15時間をとることができました。

 夜行に乗るなんて言うと、「御社は宿泊費すらでないのですか(笑)」とか、「ははは、もの好きですね・・・」とか、「高速バスの方がよほど便利ですよー」などという根拠なき「感想」を投げかけられることが多いのですが、私からすると、こんな便利な列車があるのに、なぜ窮屈な高速バスや居心地が決して良くないビジネスホテルなんか利用しているのか? と不思議に思ってしまいます。

 寝台特急「サンライズ出雲・瀬戸」は、東京と高松・出雲市を結ぶ夜行列車ですが、上り便(東京行)は三ノ宮駅と大阪駅に停車するため、ビジネスの用途でも十分に使えます。

 たとえば大阪の人と「懇親を深めた場合」でも、東海道新幹線の新大阪発・東京行最終は21時20分ですから、いかにも「途中離脱」の感覚がありますが、「サンライズ」は、大阪駅の発車時間が0時34分という時刻のため、よほどのことがない限り乗りそこなうことはありませんし、大阪駅を出発するすべての列車の中でも最後の最後なので、途中で抜ける後ろめたさ?もありません。

 ※余談ですが、乗る前の食糧調達も大阪駅桜橋口側の「ハート・イン」(JR西日本のコンビニ)で可能です(深夜でも開いています)。

 寝台車はすべて個室ですし、翌朝は7時8分に東京駅へ着きますので、そのまま活動することが可能です。
 特に大阪の人が東京に出張する場合には、朝一番からのアポや会合にも問題なく間に合わせることができます。

 先日はB寝台一人個室の「シングル」(「ソロ」より1000円高いが快適!)に乗ったのですが、金曜日だったにもかかわらず、喫煙車両だったせいか、同じ車両には客はわずか二人だけ。少し存続が心配になってきてここに書いてみた次第です。

 「サンライズ」については以前も何度か書いていますが、JR東海は運転をやめたがっているという話も聞きますし、近年は徹底して夜汽車が消されていることを思うと、低い乗車率は心配にもなります。(普段の平日ははかなり空いているようです)

 「新幹線指定席しか経費で認めない!」という会社もあるかとは思いますが、「指定券」は発券後も一度は「乗車変更」できるルールがあります。(以下詳細自粛、ご想像ください...)

 東海道・山陽道を走る唯一の夜行列車の灯を消さないためにも、ぜひ出張の際はお試しのほどを!

※上の写真をクリックすると各部屋の大きな写真が出ます。また運転時刻や編成など詳しい紹介はこちら料金はこちらにありますのでぜひご参照を!

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 今日からこのWeblog(ブログ)の毎日更新に挑戦してみよう!
 と、また思い付いてしまいましたので始めてみます。

 同じことを昨年の今頃にも実行したのですが、この時は31日間で断念。その後、11月末にチャレンジしたときは14日と、やるたびに短くなっているのですが、今回もできる限りがんばります。

 米国生まれのtwitter(ツイッター)やFacebook(フェイスブック)など、リアルタイムWebと称される常時つながってるようなソーシャルサービスが日本でも全盛の時代に、いまどき「ブログ」の更新でわざわざ宣言するのも大げさなのですが、どうも私自身は2000年代初頭の「ホームページ」や「インターネット」に熱狂?していたころで頭の中が止まっているのかもしれません。

 ブログではなく、わざわざWeblog(ウェブログ)と銘打っているのも、今は古くなってしまった「ブログ」ですら、(当時の)流行のツールに乗っかってなるものか!と思いつつも使ってしまった気恥ずかしさが、残ってしまっているようです。 

 そんなことを考えていると、インターネットというものが一般化してもう10年以上も経つのだなと実感しました。

 あまり、ITやネット関連の話になると長くなってしまうので、この辺でやめておきますが、この世界は半年前の出来事ですら、古い話になってしまう、好ましからざる世界です。いや、飽きっぽい人間にはいいのかもしれませんが、そんな短時間で・・・(本当にこの辺でやめておきます)

 で、今日の写真、私のハードディスク上に残っていたもっとも古い写真で、これは2001年7月のものです。
 撮った当時の原寸のまま(クリックしてみてください)で載せています。
 この頃の安いデジカメはこんなレベルで、格安携帯電話にさえ及ばない画質しかなかったのですが、現像をしないで良いということはどれだけ楽か!という思いで使っていました。
 インターネットではありませんが、デジタルカメラの進化もすごいもので、ハードディスクが破裂しそうです。やたら画像ファイルは重いのに、高画質が表現できるとされる「紙」には一度も印刷したことがありません。まさに無駄...。
 いや、この手の話は本当にやめておきます。

 写真の場所ですが、たぶん、北海道の道央自動車道で有珠山付近だと思います。噴火していて大変だった記憶があります。

 この頃はまだ北海道に住んでいたのだな、今や車さえ一切運転しなくなったな、などと少し勝手に自己規制し、懐かしみながら、初日を終えたいと思います。

 明日からがんばります!

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 約一ヶ月ぶりの更新となりました。

 このたび、西村個人運営のサイト「鉄道紀行への誘い」上に新しい内容を追加しました。
 「小笠原航海記」と題し、先日訪れた小笠原諸島の旅をまとめたもので、サイトに新コンテンツを加えたのは、ほぼ5年ぶりのことです。

 「鉄道紀行への誘い」は、鉄道紀行と銘打ってはいますが、一応は鉄道と関係の深い路線バスや定期航路の旅も対象としていて、今回は鉄道が一切登場していません。
 分類としては、以前書いたハワイやグアムでの「南の島のバス紀行」のシリーズといえます。

 小笠原諸島は世界自然遺産への登録が確定的となり、今後脚光を浴びそうな地ですが、本土からは25時間半をかけて船で行く以外に方法がありません。しかも船は一週間に1~2便。いまどき一昼夜を費やさないと行けない場所なんて、小笠原以外にはなく、しかも住所は東京都です。

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 そんな「日本でもっとも遠い」東京都へ行ってみたい、と10数年願い続けていたのですが、島を往復するためには最低でも6日間は必要で、案外6日連続で仕事を休める機会が見つかりませんでした。

 そしてようやく先月、ゴールデンウィークに6泊7日かけて念願の小笠原を訪れることが叶いました。旅行日数も代金も海外旅行並みでしたが、個人的には、無理をして行った甲斐があったな、と実感する旅となりました。

 南は与那国から北は利尻・礼文、近所では八丈、南はグアムやハワイなど、これまでいろんな離島へ行って路線バスに乗ってきましたが、今回の小笠原への旅がもっとも充実感があったように思います。
 やはり離島は飛行機で行くより、路線航路で行くべきだな、と痛感した次第です。

 「小笠原航海記」では、島内の路線バスによる周遊記をはじめ、無人島・南島への上陸、日本最遠の有人島・母島航路の旅などを中心に記しています。これ以外にも、定期船「おがさわら丸」や島内の観光案内など、旅行ガイド的な内容も別にまとめました。

 日本の果てにある孤島の魅力を少しでも伝えられたら、と思っています。
110508_yogisya_bunko.jpg 約一カ月ぶりの更新となりました。
 今月(5月)27日に拙作『週末夜汽車紀行』の文庫版がアルファポリスから発売されることになりました。価格は651円(税込)で、アマゾンや楽天ブックスを始めとしたインターネット書店も含め、全国の書店で販売されます。

 この「夜汽車紀行」は拙作『週末鉄道紀行』の続編的な内容となっており、日本で数少なくなった夜行列車を使った紀行3編と、仕事帰りの時間を使った「夜旅」7編の全10編を約300ページに収めています。
 私にとって鉄道の旅に欠かすことができない存在だった夜行列車が次々と廃止され、最後の夜汽車紀行を文字で残しておきたいと書いたものです。自分にとっては夜汽車紀行の最終章ともいえます。

 またもう一編の「七つの夜旅」と題した作品は、新たなサラリーマン鉄道紀行の形として、仕事を終えた黄昏時から始まる鉄道旅を、首都圏、中京圏、関西圏でそれぞれ試みています。

 大震災後の紙不足が懸念されているなか、こうして再び文庫版として世に出せたことに感謝するばかりで、ご興味のある方はぜひお読み頂けましたら嬉しいです。

▼『週末鉄道紀行』の電子版(電子書籍)が販売されています

 震災などばたばたしているうちにご報告が遅れてしまいましたが、『週末鉄道紀行』の電子版が2月24日に発売されました。価格は525円(税込)です。

 現在、大日本印刷(DNP)とNTTドコモが展開する電子書籍販売サイト『honto(ホント)』でパソコン向け版が発売されており、加えて携帯電話(「スマートフォン」ではない従来のフィーチャーフォン版)向けには、老舗の電子書店「パピレス」とモバイルブック・ジェーピーによる「どこでも読書」 にて販売されています。

 今のところはiPhone/iPadやAndroidといった「スマートフォン」向けには発売されていないのですが、一度電子化された「本」は他の端末でも展開しやすいという特徴がありますので、今後のスマートフォン対応を出版社にお願いしていきたいと思っています。

▼鉄道紀行舎が3年目を迎えました!

 2009年4月1日に設立した当「鉄道紀行舎」ですが、ようやく3年目を迎えました。
 未だ活発な活動はできていないのですが、当面の目標である3冊目の本を書くことと、将来の密かなる目標である「鉄道紀行」の雑誌を出すこと(初めて明かしますが)に近づけるよう頑張っていかねばと決意を新たにしています。