横浜→東京、朝の痛勤電車でふと思う

 ついに20日目です。ここまで来たら頑張らないといけません。

 東京に来てそれなりの年月が経ちました。数日前に書いたように、今は横浜に住んでいますが、限りなく東京に近い地に住み、日々都内中心部に通っているので、あまり「横浜」に住んでいる気がしていません。いわば"横浜都民"であります。(大阪で言う「奈良府民」に似ている)

 それでも「県民」としては、東京都心への通勤時間は約1時間ありまして、それなりに「痛勤」もしています。

 今朝は隣に座った若い男が座るなり「これでもか」というほどに、頭を載せてきました。

 最初はかなり不愉快に思ったのですが、あまりにも豪快な睡眠なので、どうなってるんだ?、とよく見ると高校生の男の子でした。部活の朝練に行くようです。

 高校生と知ってしまうとなぜか腹が立つ事もなくなり、「そうか、眠いんか」と肩を貸す気にもなったのです(本当は重いから遠慮してほしいが)

 これが脂ぎったおっさんだったら。舌打ちでもして、肩で載せた頭をゆすりたくなる(時には首さえしめたくなる)のですが、若いというだけで「まあ、仕方ないか」と許せてしまうのは不思議です。ということは、私も油ぎったおっさんになったのかな、と、独り苦笑いした痛勤タイムでした。

 ただ一つ、若い女性が頭を載せてきた時にどうするか、これは解けない難問です...

 

p100618.jpg 

▼今日の一枚

理想の通勤電車像はこんな感じかもしれません。でも旅に出て、こんな車両が来たら......

 

(実は『週末鉄道紀行』p203あたりで書いた、その時の写真です......)