1年ぶりとなる「毎日更新」をひっそり始めます

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 大変ご無沙汰しております。2月以来の更新となりました。

 毎年の恒例行事のごとき有様ですが、今日からここの毎日更新(プラス写真1枚)を試みてみることにしました。
 昨年も思いつきで6月に同じことをしたのですが、この時はなんとか3週間ほど続いています。1年後の今、どこまで続けられるのか自信がないのですが、とにかくやってみます。

 最近はこうした長文を投稿するWeblog(ブログ)が若干廃れつつある反面、TwitterやらFacebookやら短文と写真投稿が中心のSNSが隆盛を誇っています。

 私も流行にのりまして、そちらでは短い文字列と携帯で撮った怪しげで気まぐれな写真の投稿を通じて、会ったことがない方との交流を楽しんだり、「いいね!」に気を良くしてハイテンションになったり、あるいは会社関係者が見ていることを意識して何も書けなかったりと、それなりに(自主規制のうえで)活用?してきましたが、やはり帰るべき場所はここ(鉄道紀行舎のWeblog)なんだ!と今更ながら思った次第です。

 というのも、TwitterもFacebookもmixiもgoogle+(グーグルプラス)も、所詮はいち企業によるSNSサービスなのであります。

 たとえば、ザッカーバーグCEOが夜中にビンビールを片手に「ハーバード学生用として生まれた創業時の原点に立ち戻り、日本でもFacebookは東大の学生と出身者以外は排除とする!」と思いつかないとも限りません(映画『ソーシャルネットワーク』参照)。
 Twitterだって「1モジヲ1パケットトシ、100パケットデ0.1ドルチョウシュスル!」などと一方的に英語のみか怪しげな翻訳日本語で通告することも考えられるでしょう(そういえば有料化の嘘が流布されたこともありましたね......)。
 今や20~30代の女性御用達と化した純国産のmixiだって、一時期より企業価値が落ちているので海外の金持ちファンドだか投資家だかによる買収・転売の末に、あの日本的な緩い感覚が消され、カクカクした動きとヘンな日本語が氾濫することもあるかもしれません(最近、買収騒動が持ちあがってましたが)。
 「AKB」を使って日本での浸透を企むgoogle+は、"総選挙"なるイベントの投票券を買わないと使えなくなるという規則を設けることも......(多分ない)。

 以上は私の勝手な想像なのでまったく本気にしないでください。
 問題はSNSの未来のことではなく、ネット業界の皮肉めいた与太話しか書けなくなるまでに「会社員」の仕事にどっぷり浸かってしまった自分自身にある気がします。
 そして、趣味やプライベートの気楽な短文投稿によって心が休まるはずのSNS類も、特にFacebookなんかはマイナスなことや皮肉が書けないから、なんか演じてる感があるんですよね。会社員の仮面をかぶっている時と似てきた始末です。

 その不自由な仮面を被って得たお金(微々たるものですが)で買った(借りた)ネット空間があるのですから、ここで自由に勝手に書くべきではないか!という気が起きてたのです。

 初日から少し論理破綻めいた内容を書いてしまいましたが、明日からは皆さんの役に立つことを書けるように頑張ります! 
 ということで、今日からひっそりと続けてみますので、ぜひこっそり読んでいただけると嬉しいです。


※写真は会社員としての私の定期券。何が書いてあるのかさっぱり読めません。今朝、改札にタッチすると赤いランプが点灯して「残額が不足しています」と出ました。いつの間にか定期の有効期限が切れていたようでした。いくら電子化とはいえ、文字が判読できないのも困ったものです......。