Delay15分かNo Showか

 9日目となりました。
 今日は昼の12時開始という会見があったのですが、気が付くと11時半。同僚から「大丈夫なんですか?」と言われてようやく気づいた次第。会場までどう急いでも45分はかかります。どうするか。

 そのとき、思わず発した言葉が表題の「Delay15分で行くか、No Showするか、迷うなあ......」などというもので、辺りの人々は「は??」みたいな感じでぽかんとしていました。

 私が英米にかぶれたり、英語が堪能などということでは一切ありません(英語は小学生レベルで、「ミッキーマウスの英会話入門」みたいなものでさえ理解できないレベルです)。

 ほんの一時期、旅行業界と関わったことがあり、その時に無意識で覚えた言葉なのですが、これが案外便利なのです。

 Delay(ディレイ)はそのまま「遅延」という意味で、発着便に遅れが生じる場合など、飛行場の表示によく使われています。
 以前、仕事でよくお世話になった国外の某航空会社などは、常に「Delay」表示をさせることで有名であり、妙な時間に飛行機が飛んでいたりすると、「あれ、またDelayか。どうせ○○(だいたい2レターで呼ぶ)だよ(笑)」みたいな感じで、旅行業界関係者の笑いネタとして使われていたりしました。

 一方、No Show(ノー・ショー)は、ホテルや飛行機などを予約しているのに、何の連絡もなく現われない人のことで、いわば「ドタキャン」と同義語です。社内の飲み会などがあると、その場では渋々参加表明をするものの、当日は絶対にNo Showする人がおり、その人は「No Show 女」と呼ばれていたことを今、思いだしました。

(余談ですが、予約もなく行くことはGo Show(ゴー・ショー)といい、これは私が大好きな行為であります。というか、飛行機も鉄道のように自由席を設けてGo Showを是とすべきだと思うのですが)

 ということで、今日は妙なことから思い出したしょうもない言葉を紹介してしまいました。
 何のオチもありません。完全なネタ切れですね。

 このWeblog更新をNo Showする日も近そうです......。


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 写真です。
 先日、久しぶりに大きな書店に行ったのですが、拙著『週末夜汽車紀行』の文庫版が売られている姿を初めて目にしました。

 うーむ、すぐ前にあるネコのPOPが目について、思わずそちらを手に取ってしまいました(苦笑)。
 お見かけの際は、奥に埋もれた青い表紙の方もぜひ手に取ってみてください。

 またまた余談ですが、翌日に近所の古本屋へ行ったら、「に」の欄の「西村京太郎」コーナーの片隅に『週末鉄道紀行』の文庫版が差し込んでありました。
 自著ながら客観的に見ると「名前がバッタもんくさいなあ」と少しおかしくなってしまいました。(近くに西村賢太もあったので思わず買ってしまった)。
 しかし、売価は京太郎先生よりも、芥川賞の貫太、いや賢太先生より数倍高かったです。この辺り、我が著は稀少性?があるのかもしれません。ありがたいことです。