初夏、心地よい北海道の富良野線沿線での思い出

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 33日目です。
 豪雨やら不快な蒸し暑さやら、梅雨明け前の初夏の過ごしづらさが続いています。
 そんな状況を知ってか知らずか、テレビ東京の旅番組では北海道・富良野の特集をしていました。

 この時期の北海道は、ラベンダーも咲きますし、心地よい気候ですから、もっとも旅行に適したシーズンかもしれません。
 かつて旭川に住んでいた頃、この時期に国道を走ると、土日などは「わ」「れ」ナンバー(いわゆるレンタカーです)と観光バスばかり。いよいよ夏が始まるんだな、と感じたものです。

 旭川から美瑛、富良野方面へ向かう「国道237号線」沿い(JR富良野線沿線)は、旭川市郊外の三浦綾子文学記念館をはじめ、美瑛の丘拓真館(故前田真三さんの写真館)、24時間入れる露天風呂もある吹上温泉(上富良野町)、中富良野のファーム富田のラベンダー畑など、とかく観光地が多数あります。富良野へ行けばドラマ『北の国から』など倉本聰さんのドラマのロケ地、さらに先の南富良野町へ行くと映画『鉄道員(ぽっぽや)』のロケ地・幾寅駅もあります。

 在住している頃は嫌というほど行ったのに、北海道を離れて10年。この蒸し暑い都会に慣らされたせいか、テレビを見ていて、これらの観光地に行きたくて仕方がなくなってしまいました。

 とはいえ、飛行機でぱっと行く、なんてのは絶対したくないので、結局は函館から入るとなると、時間がかかるなあ、とか時刻表を見ているだけで満足してしまうのでした。せめて北海道へ行った気になるために『北の国から』でも見ようかと思った3連休の初日です。

※写真は1997年8月、富良野市で行われた『北の国から'98 時代』のロケ風景です。もう15年も昔なんですね