夜行快速も例年通り運転、お得な切符も多数、今夏の旅はぜひ北へ

p110627p.jpg 20日目となりました。今夜は国内の「鉄道旅行」に関する情報です。

 まもなく7月となり、今週末の1日(金)からは「北海道&東日本パス」が、20日(水)からは「青春18きっぷ」が使える期間となります。
 東日本大震災の影響で、この夏は夜行快速列車「ムーンライト」の運転日がなかなか発表されませんでしたが、最近になってほぼ例年通り運転されることが決まりました。
 また上野~直江津~金沢を結ぶ臨時の急行列車「能登」も7月15日から週末を中心に運転される予定です。

 今年は東北への観光客誘致を目的として、7月9日(土)から7月18日(月・祝)までの期間に限り、JR東日本全線の新幹線・特急が1日1万円で乗り放題となる「東日本パス」も発売されています。
 指定席も2回まで使えるので、東京~新青森間を日帰りで往復するのも1万円でOK!ということになります。
 7月9日からは東北新幹線(秋田・山形含む)が通常に近づいた形のダイヤとなるので、旅がしやすくなりそうです。(詳細は同社発表のPDFファイルをご覧ください)

 加えて東北地方では、7月中の週末3日間(金~月)などに6000円で東北6県のJR(普通・快速列車のみ)や私鉄などが乗り放題となる「東北ローカル線パス」も発売されることになっています。
 普通・快速列車にしか乗れませんが、一部私鉄もフリー区間となっているので、価格的にお得かもしれません。

 このほか、週末2日間に関東&南東北地区のJR東日本エリアが8700円でフリーとなる「ウィークエンドパス」(新幹線・特急料金は別払い)や、秋田から函館までの広いエリアが5日間フリーとなる「北東北・函館フリー乗車券」(新幹線・特急料金は別払い)など、定番の切符も発売されています。

 首都圏ではあまり知られていませんが、土・日のみ1日2400円で福島・山形・宮城岩手青森の各県内主要JR路線が1日フリーとなる「小さな旅ホリデー・パス」というものもあります。

 今年の夏は、お得なフリー切符も多数出ていますので、ぜひ東北や北海道へ!
 (なんかJR東日本のPRめいていますが、「東北の観光復興」と「お得」ということ以外に他意はまったくありません......)

 なお、私が密かに作った首都圏から普通・快速列車だけで北上するベストプランや、首都圏からの接続早見表もありますのでご一見のほどを。
 しかし、どうしても西のほうへ行きたい方には、首都圏→名古屋・大阪・山陽方面への接続早見表も一応ありますので、こちらもご活用を...。

 このほかの情報はこちらもご覧ください。