「指定」される事の鬱陶しさ

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 12日目になりました。
 今日は日曜日ということで、近くの野球場にプロ野球のセパ交流戦なるものを見に出かけたのですが、移転売却が取り沙汰される万年最下位の球団とはいえ、日曜日の試合でビジター(対戦)チームの人気もあってかなりの混雑ぶりでした。

 自由席は売り切れだというので、3500円の指定席を買ったのですが、指定された席は左右上下ともにぎっしり。にも関わらず、少し離れた所は空席が多数残っているのです。
 これは野球場に限りませんが、JRの列車も自由席が空いていても、指定席だけが窮屈な状態の時が多々あります(特に新幹線「こだま」)。

 今回も、「指定」された座席をすぐに放棄したのですが、他の場所が空いていても、ほとんどの人は「指定」された席を動くことはしません。
 「指定席」なんていうのは、興行者にとっては、ていよく客を適当に詰め込んでおきたい手段で、サービス提供側の単なる都合に思えてしまいます。その証左に上部の空いている座席は水垢で汚れている所が多数...。

 列車の旅もそうですが、野球観戦も自由席が一番いいのかもしれません。私はお金を少し高く払ってもいいから、自由席が好きです。
 余分な料金を払ってまで、座る場所や乗る列車を適当に指定されるなんて、面倒かつ鬱陶しいことこのうえない!とあらためて独り感じた一日でした。