秋葉原と汐留にて独り思ふ

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 毎日更新3日目になりました。
 気がつくともう、こんな時間。日が変わってしまっています。決して遊んでいたわけではなく、仕事が...(以下愚痴になるので略)

 さて、今日(月曜日)の昼間は、秋葉原と汐留という2カ所で予定が組まれていました。
 いずれもかつて貨物駅があった地で、近年はそれらを廃し、「再開発」と称して変貌が著しい場所です。

 秋葉原駅は、電気街口やホームに直結し、長年親しまれた「アキハバラデパート」(2006年末閉店)が無残にも解体され、何ができるのかと思ったら、やっぱり......JR直営の「アトレ秋葉原」(11月オープン)なる商業施設になっておりました。
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 あの「アトレ」チェーン独特の小洒落た(?)ファッション店舗&飲食店群になっていて、昔のマニアックでどこか心が落ち着く「アキハバラデパート」の雰囲気は一切が消されていました。
 「JR」とは鉄道会社の「ジャパン・レールウェイ」ではなく、やはり流通業の「ジャパン・リテール」(日経ビジネス2008/11/10号作)だったのか、と妙に納得させられたのでした。
 そのうち、JR東日本は、「atre東日本」鉄道部とかになるのかもしれませんね(皮肉)。

 で、愉快ならざる気持ちを秘めながらも、汐留へ。列車が来たことを察知して階段を駆け登り、列車に飛び乗ったら、京浜東北線の快速だった...。汐留最寄りの新橋は見事通過していきました。(駆け込み乗車はやめましょう)

 これはまあ、仕方がない......。今日は時間があるので余裕があります。
 なにより、汐留に行く際には、途中の「旧新橋停車場」(この場所の重要性は『週末鉄道紀行』に書いておりますが)に寄ることができるのです!
 喜んで日本の鉄道発祥の地に赴いたものの、よくよく考えると今日は月曜日。再現駅舎内にある鉄道歴史展示室はお休みで、「本日休業」の看板とともに、扉が閉じられていました。

 外にある0キロマイル標識(上の写真)を眺めながら、独り巨大貨物駅や貨物駅の残骸、アキハバラデパートがあった頃の汐留や秋葉原の風景を心の中に想像したのでした。