子どもを「新幹線」好きに育てる格好の啓発ソング?

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 16日目となりました。
 毎朝、公営放送では「おかあさん」と冠された幼児向けの教育エンタテインメント番組が放送されていて、幼稚園くらいまでの子供はほぼ見ている(親が見せている?)と思われます。

 そのなかでは歌や踊り、人形による寸劇などが行われ、朝の多忙な時間に乳幼児を静かにさせておくのにちょうど良い具合に構成されています。

 今月になって、新幹線を題材とした歌が登場し、番組内で毎日流されているのですが、これがなかなかすごい。
 「はやぶさ」や「さくら」など新しい新幹線車両はもちろん、「のぞみ」や「つばさ」などほとんどの新幹線車両の映像が流れ、普段は見ることがない検査用の「ドクターイエロー」まで登場しています。

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 しかもこの歌、子供が覚えやすいようにつくられただけあって、テンポの良いメロディと歌詞がやたらと耳に残るのです。

 歌の「おにいさん」と「おねえさん」が運転士やワゴンサービスの販売員にふんして歌ったり踊ったりする姿と、新幹線が走る映像が交互に出てきて、「電車」に関心のない子供にも興味をひくように作られています。

 我が子(2歳半女)も当然、毎朝これを見ては大喜びで眺めて歌って踊る有様。親が親だけに、小さなうちから不安ではあるのですが、子供に「新幹線」や「鉄道」を早期啓発するには格好の「教材」であることは間違いなさそうです。

 ご興味のある方は、こちらに歌詞と音声が公開(6月中のみ)されていますので、聞いてみてください。
 「超特急」という言葉、もうほとんど使われなくなっているのに、子供向けの歌では違和感がないのが不思議だったりします。


※写真はNHK『おかあさんといっしょ』内「新幹線でゴー!ゴ・ゴー!」より